





About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- 油彩, キャンバス
- サイズ
- 53 × 72.7 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- クレジット
- Courtesy of YUKI-SIS
- 額装
- 相談可
- 作品証明書
- あり
- カテゴリー
- 絵画
Work Details
<制作方法について>
宮岡俊夫の絵画の描き方はとてもユニークです。すべてのキャンバス作品の裏には、その絵のモチーフとなった、小さな切手ほどの大きさの写真の切り抜きが貼られています。彼は、雑誌の切り抜きなどをその小さなサイズのまま見ながら描いていきますが、その時、その切り抜きは逆さまにしながらキャンバスに写し取っていきます。逆さまになった切手のようなサイズの写真からは、そこにはなにが写っているのかは詳細には見えません。つまり宮岡は、何を描くのか、対象物への一切の先入観を自分自身から排除し、ストイックにそのフォルムと色、光を描くことだけにフォーカスし作品をつくりあげていくのです。
作品は描き終わると元の正位置に戻して完成となります。
<宮岡の絵画における匿名性>
彼が絵画を描く上で試みているのは、この世のすべての風景や事象を「逆さまに描くモチーフにする」ことで、その存在を一旦「名もない、匿名の存在」に変換し、結果的にアウトプットしてみること。この行為は、人が普段知覚するすべてのものには、「これは○○である」という、その名前や意味、存在理由、社会的にどういう立場にあるものなのか、という「存在」があり、私たちはそれを知っている(覚えさせられた)がゆえに,それに縛られている場合もある、ということに気付かせてくれます。
どの時代にもその時代に沿って流行った社会現象や事象、人が存在し、知らず知らずのうちに私たちには、その生きている時代にあわせた常識や価値基準がすりこまれ、それによりすべての物事を判断しています。その常識を一度、フラットな意味のないものとして捉え、アウトプットされた宮岡の絵画は、どこか気になる違和感を生み出し、私たちはそれに気づくことでしょう。この現象は、「これは○○である」という価値基準の世界で描かれたものではないからだと思います。知っている具象なのに、抽象絵画のような感覚、ともいえるかもしれません。加えて、彼の即興的なブラシストロークは画面上でリズムを与え、作者が筆を走らせている鼓動を感じます。制限あるモチーフの色と形以外に、ブラシのストロークだけが自由に踊り、抽象画を描くようなリズムを生み出しています。
YUKI-SIS HPより抜粋
裏面には作品の元となった写真が貼られています
Exhibition Information
- 過去の展示
- 宮岡俊夫 個展 「それから」2025.04.05 - 04.19
View in a Room
Artist
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所属ギャラリー
1984 年 島根県出雲市生まれ 2006 年 多摩美術大学絵画科油画専攻卒業 2008 年 多摩美術大学美術研究科絵画専攻修了 主な個展 2014 年 誰も知らない場所 ベイスギャラリー(東京) 記憶の外側で トーキョーワンダーサイト渋谷 (東京) 2016 年 名前を奪われた風景 KUNST ARZT (京都) 2018 年 何処か 私に 似ている KUNST ARZT (京都) 2020 年 漂流する絵画 GAMOYON Gallery (大阪) 漂流する絵画 YUKI-SIS (東京) 2021 年 月光-風景 DOOR gallery (松江) 記憶の痕跡 日本橋三越本店美術サロン (東京) 天皇-精神の焼跡- KUNST ARZT (京都) 2022 年 月光-風景Ⅱ DOOR gallery (松江) 2023 年 反転した絵画 もう一つの風景 YUKI-SIS (東京) 2025 年 それから YUKI-SIS (東京) 主なグループ展 2016 年 第2 回「藝文京展2016」入選作品展 京都芸術センター(京都) 日韓藝術通信 京都嵯峨芸術大学付属ギャラリー (京都) 2017 年 FACE 展2017 損保ジャパン日本興亜美術賞展 損保ジャパン日本興亜美術館(東京) 韓日藝術通信 Part2 忠清文化芸術会館 (清州、韓国) 2018 年 風景の澱みから 井上光太郎・奈良田晃冶・宮岡俊夫展 2kw ギャラリー(大津) ASK-7 人の作家 ART OFFICE OZASA (京都) 2019 年 STILL LIFE 静物展 YUKI-SIS (東京) 揺れる記憶 カッシーナ・イクスシー青山本店アートギャラリーDELL’ARTE (東京) The Super Dupers-妄想をカタチに変えたアーティストたち- スパイラルガーデン (東京) 2020 年 韓日藝術通信5「温度~往復書簡~」 忠北文化館森ギャラリー (清州、韓国) 2021 年 日韓藝術通信5「温度~往復書簡~」 The Terminal Kyoto (京都) コンテンポラリーへの扉 日本橋三越本店 本館7階催事場 (東京) 2022 年 YUKI-SIS10周年記念展 YUKI-SIS (東京) 日韓藝術通信7~Gift~ OHARANO STUDIO GALLERY (京都) 2023 年 岩佐昌昭宮岡俊夫2 人展「陰影の愉しみ」 一畑百貨店5 階美術サロン(松江) 賞歴 2014 年 第29 回ホルベインスカラシップ奨学生 2016 年 藝文京展2016 入選 2017 年 FACE 展2017 損保ジャパン日本興亜美術賞展 読売新聞社賞
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