よふかし。
制作年: 2024
素材・技法: テラコッタ, アクリル, 墨
サイズ: 18 × 30 × 30 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり



About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- テラコッタ, アクリル, 墨
- サイズ
- 18 × 30 × 30 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 曽根絵里子
- 発送元地域
- 埼玉県
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
Work Details
よふかし。
ブレーメンの音楽隊はブレーメンに行っていないし、音楽隊にもなっていない。けれどもめでたし。
そんな物語を幼い頃美しい挿絵と共に与えられたことは、ある種の祝福であったように思います。
読書を通じて得た空想が現実を生きるための小さな灯や丈夫な靴や大きな鞄になって、ほんの少し未来の彼女を強くするかも知れません。その日のための幸福なよふかしです。
展示風景
陶土を素焼きしたテラコッタです。
型取りをしない「直作り」の技法を用い、長い時間触れ合った土そのものを時間や想いごと焼き上げています。
火の中で素材は硬化し粘土の柔軟性は失われますが、美しい色と滑らかさが生まれます。それは死のようでも生のようでもあり、決して戻らない時の流れのようでもあります。
私にとって焼成は単なる工程ではなく、とても大切なコンセプトであり作品の一部です。
制作時間
4ヶ月
How to Buy
この作品は購入が可能です。
¥638,000
チャットで作品購入相談
アート専門のコンシェルジュがあなたの作品購入をお手伝いします。おすすめの作品のご提案、購入でお困りのこと、なんでもご質問ください。
Artist
彫刻家
1982 宮城県仙台市生まれ
2005 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2007 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了
現 在 彫刻家、玩具原型師
子供の頃、閉じられた本の中で起きていることを空想しました。
物語のその後
/ 書庫の隅で拾った焦燥
形のないもやりとしたものは今も私とともにあり、ときに小さな灯や、しなやかな鞄、頑丈な靴となって、現実と向き合い理解するための少しの強さをくれるのです。
テラコッタとは素焼きの土のことで、陶器と呼ぶには不完全な状態です。
柔く暖かく乾いたその在り様は風化してゆく空想ととてもよく似ています。
私にとって制作は、思い出せない記憶を手繰り寄せるようなこと。いつかの心象風景に現在を重ね輪郭を与える作業です。
2026 曽根絵里子










非効率ではありますが、型取り・量産をしない「直作り」という技法で一点ものの制作を続けています。触り続けた土そのものを火の中に入れて変質させる過程も大切なコンセプトのひとつです。ぜひご高覧いただけたら幸いです。