海にいるのは、あれは、浪ばかり。
制作年: 2025
素材・技法: テラコッタ, ミクストメディア
サイズ: 30 × 30 × 5 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2025
- 素材・技法
- テラコッタ, ミクストメディア
- サイズ
- 30 × 30 × 5 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 曽根絵里子
- 発送元地域
- 未設定
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
Work Details
作品のコンセプト・制作意図
「北の海」という詩が好きです。
悲しみとどうしようもない現実をうたう詩でありながら、読んでいるこちらは自分の中の幻想妄想の存在に気付かされる不思議。
あれは人魚ではないと言われることで、いいえ人魚かもしれない、と思いたい自分に出会いました。
海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、
あれは、浪ばかり。
曇った北海の空の下、浪はところどころ歯をむいて、空を呪っているのです。
いつはてるとも知れない呪。
海にいるのは、
あれは人魚ではないのです。
海にいるのは、あれは、浪ばかり。
中原中也 北の海/1935
この詩に寄せて、愛を込めて反論を。
テラコッタ製の本の背表紙には人魚の尾鰭を描き込みました。
展示風景
How to Buy
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Artist
彫刻家
1982 宮城県仙台市生まれ
2005 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2007 東京藝術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了
現 在 彫刻家、玩具原型師
子供の頃、閉じられた本の中で起きていることを空想しました。
物語のその後
/ 書庫の隅で拾った焦燥
形のないもやりとしたものは今も私とともにあり、ときに小さな灯や、しなやかな鞄、頑丈な靴となって、現実と向き合い理解するための少しの強さをくれるのです。
テラコッタとは素焼きの土のことで、陶器と呼ぶには不完全な状態です。
柔く暖かく乾いたその在り様は風化してゆく空想ととてもよく似ています。
私にとって制作は、思い出せない記憶を手繰り寄せるようなこと。いつかの心象風景に現在を重ね輪郭を与える作業です。
2026 曽根絵里子










型取り、量産をしない直作りの技法で制作しています。長時間向き合った粘土そのものを焼き上げる事でら思いまで全て閉じ込めて一点ものの作品にします。ご高覧いただけたらとても嬉しいです。