氷、積み上がる
制作年: 2017
素材・技法: 漆, アクリル, 麻・リネン
サイズ: 20 × 30 × 15 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2017
- 素材・技法
- 漆, アクリル, 麻・リネン
- サイズ
- 20 × 30 × 15 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
- スタイル
- 哲学・ヴァニタス
Work Details
彼女の作品は乾漆技法という漆を塗り重ねた手間のかかる技法でで きています。かねてより女性の人体のフォルムの美と、内面の美しさの両立を彫 刻作品のなかで表現しています。作品は厳かで、そしてとても品のある日本的な 美しさが魅力です。
10 周年記念展示からしばらく時間が経ち、まだご覧いただ けていない皆さんにも知っていただける機会として作品を出させていただきたく存じます。
背中は自分で見ることのできない、意識が向きにくい部分だと思います。自分の 背中で何かが起きていても気がつくのは難しいのではないでしょうか。また、背 中で語ると言う言葉にあるように、背中は時に多弁で、他者の背中は自分自身を 映す鏡のように感じます。
この作品では、積み重ねられたアクリルキューブを氷に見立てています。「氷山 の一角」という言葉にもある様に、私たちが見ているものはほんの僅かなのだろ うと意味を込めました。また、積み重なったマイナスなことも、いつかは溶ける イメージも持ち合わせています。
作業机
水粘土で原型を制作する際に使用している道具。
簡素なものですが大学生の頃から使用している大切なものです。基本的には右側の2本で仕上げます。
Exhibition Information
- 過去の展示
- LETTERS / ギャラリストからの手紙2020.07.01 - 07.31企画展「STAY HOME, YOUR HOME」2020.05.22 - 06.21
Artist
アーティスト/彫刻家
1986 大阪府生まれ
2005 大阪市立工芸高校美術科卒業
2009 広島市立大学芸術学部美術学科彫刻専攻卒業
2011 広島市立大学大学院芸術学研究科彫刻専攻修了
2017~2023 広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科漆造形分野 非常勤助教
人体、主に背中をテーマとして制作しています。
人と人との関わりの中で生まれる変化や互いの相違、そうした曖昧で捉えきれないことを、自身では見ることのできない背中を用いて可視化しようとしています。
あなたの背中、誰かの背中、それとも誰かの背中は、自分を映す鏡なのか。
背中は意識が向きにくく、無意識に感情が現れてしまう箇所ではないでしょうか。
また、立体作品は、漆を使用する乾漆技法での制作を中心に、他の素材と組み合わせる等しています。平面作品も同様に漆(色漆)で描き、作品によっては貝・金属粉等を使用します。






























漆について、またその漆を使用して制作される乾漆作品をより多くの方に知っていただき、触れていただけるような機会をこれからも作っていきたいと思っております。
今後の作品制作、展示費のため、ご支援いただいたお金は大切に使わせていただきます。