「16/16」R-1820-C9HE
制作年: 2013
素材・技法: パネル, アクリル, 油彩
サイズ: Φ150.4cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2013
- 素材・技法
- パネル, アクリル, 油彩
- サイズ
- Φ150.4cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- その他
Work Details
コンセプト
この作品はアメリカ製プラモデルを取り寄せ、制作することから始めた。モデルはカーチス・ライト社の Wright R-1820-C9HE。1932 年から1952 年代まで長期 に渡り生産が続けられ、アメリカの航空機に広く用いられたモデルである。このモデルがベースとして造られたエンジンが Wright R-3350 になり、このエンジン を搭載した機体こそ広島に原爆を投下した B-29 のエンジンになるのである。鑑賞者の大半はこの描かれたモデルの詳細が何かは分からず、絵で描かれた”何かしら のエンジン”であるとだけ観念的に観ているだけであろう。認識を持たず、ただその場の感覚だけでものを判断し、そのものに付随する内容を知らずして意識を持つ ことの恐ろしさを提示できればと思い制作に至った。名画の女性も女性と言う被写体なだけであり、名画中の名画になって考察対象になった場合のみ、ある程度の 人物像を特定し語られたとしても、ほとんどの人がその人が誰かなど考えもしないであろうし、事実、その描かれた女性がどんな人間だったかなど分かりはしない。 ただ写実的に再現された女性を”本物”という言葉に結びつけることは不可能である。絵画と言う大大枠にくくられた時の、曖昧な表しの怖さでもあるのだと思う。 そして、タイトルの「16/16」は模型を作ったことのある人であればすぐにお分かりだろうが、模型のサイズを意味している。完成した模型を 1 つ1 つ計測し、16 倍の原寸大にしてある。絵画と言うフェイクは元より描いたものを原寸大のサイズにすることにより、対象者とものの関係における空間の違和感を生みたかったか らだ。このサイズのものを撮影すれば、よほど離れた場所から撮影しない限り当たり前だが過剰パースが生まれ、実際に目の前に立つと羽が随分と大きく感じるろ う。描かれた作品のように見えるわけがないのだ。もともと小さいものを大きく引き伸ばしたのだから・・・・・・。
Artist
アーティスト
1985 広島県広島市生まれ 2011 多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了 現在は、千葉を拠点に活動 1985 広島県広島市生まれ 現在は、千葉県松戸市にて制作活動 2011 多摩美術大学大学院美術研究科修士課程修了 -個展 2015 「仮説としての平和」gallery W、東京 2009 「砂川啓介展」ギャラリー壹零參、神奈川 -主なグループ展 2019 「明け方の計略」駒込倉庫、東京 2017 「プラセボソワカ」横浜市民ギャラリーあざみ野、神奈川 2015 「夜間実験」アキバタマビ 21、東京 2013 「□と□」アキバタマビ 21、東京 2009 「第 28 回損保ジャパン美術財団選抜奨励展」 東郷青児記念損保ジャパン日本興亜美術館、東京 近年は、個人が他者や社会から影響を受けたアイデンティティーについてを自らのルーツとその背景にある構造を探求し、真実と虚構の関係を実体験の記憶を辿り、主に絵画、インスタレーションを用いた作品に取り組んでいる。
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昨年末まで会社員と作家業とを二足の草鞋として務めていましたが、時間という制約の中ではどうしても限界を感じてしまい、作家業に専念することを決意しました。今年はコロナの影響もあって先の見えない状況が続いていますが、これまで培ったスキルを生かして精力的に個展や新規プロジェクトを立ち上げる予定です。ご支援いただいたお金は作品制作費として大切に使わせていただきます。何卒よろしくお願い申し上げます。