1990年、熊本県生まれ。
熊本を拠点に活動。
小学校6年生の時、鬼ごっこをしていて日差しの上から落ちて気絶したことをきっかけに、音を色彩や形態として知覚する共感覚を徐々に持つようになる。
以降、音を色彩や形へと変化させ、独自の感覚をもとに、画面を通して音の感覚が鑑賞者に届くことに重きを置き、抽象絵画を中心とした制作を続けている。
人の声はもちろん、川や海、竹の擦れる音などの自然音、鼓動や呼吸など、人が意識しなければ消えてしまう音に関心を寄せ、その音が残す記憶や存在の痕跡を描いている。
代表作シリーズ「TRACE」では、人の声や存在が残した痕跡や残響、最近は自身の経験から生まれる死生観を感じる様な音を描き、「NOISE」では、“あの子が好きになる予定だったモノ”というモチーフから、文化財保護にも使用される希少な貝灰を使い白を基調として、身近な音が消失していく過程を一筋の朱色の線と重ねて立体を中心に表現する。
Art Stickerでは主に「TRACE」の作品を並べている。
また、多くの色を重ねた後、浜田の作品の特徴である画面にある主張する一筋のドローイングはモチーフが必ず存在しており、画面を通して相手に伝えたいことを問いかけ、委ねることで、鑑賞者の経験や心との対話から得られる解釈の幅≒作品の深みと捉え、何十枚、時には200枚前後のクロッキーを重ねて、鑑賞者の全てが同じ答えにならない程度の必要最小限の線を見出し、分かるかわからないかの間を目指して表現している。
日本古来の色彩観や精神文化から影響を受けながら、制作を行い、その中でも浜田は「朱色」に導かれ、惹かれて多く取り入れている。
朱色は、古くから日本では魔除けや祈りの為の色彩として使われており、現代的な感覚でこの色を捉えた時、蛍光色の朱色で表現している。
作品には龍体文字を作品の下地へ内包し、手に取る方にとって飾るだけでなく、飾るからこそ付加価値を感じてもらえるように祈りを文字に乗せている。
そして音を感じる色彩やモチーフの構成などの層を重ねてひとつの作品へまとめている。
《略歴》
熊本市立必由館高校芸術クラス美術コースを卒業
以前は具象画を描いていたが、音を描くというテーマの中で当時、自身の表現に限界を感じ、捉え方、概念、見え方をほどき、抽象画を主に描くようになる。
最近は熊本での地震体験や自身の境遇から死生観に目を向けて、そこから音を探し、「TRACE」として模索している。
また「NOISE」、では平面から立体へ表現の枝葉を伸ばし、重きを置いて制作している。
2025年、第102回春陽展入選
Freedom Art 2025にてFreedom Art賞受賞
東京・銀座、熊本、兵庫・神戸、愛知・名古屋などで個展・グループ展を開催。
・2026 マスターウォール銀座本店主催「Art for Bedroom Open Call」にて Gold Award(金賞)受賞
グループ展
・2025 鶴屋百貨店「熊彩画展」鶴屋百貨店/熊本
・2025 第102回春陽展/国立新美術館/東京
・2025 第9回異種作品展/熊本県立美術館分館/熊本
・2025 Freedom Art2025/兵庫県立美術館王子
分館原田の森ギャラリー/兵庫・名古屋
・2025 「熊彩画展」不知火美術館/熊本
・2025 第19回春陽会 九州研究会展/アートプラザ/大分
・2025 和Christmas/そごう百貨店(大宮店)/埼玉
・2026 Sence2026/GALLERY AND LINKS81/東京/銀座
・2026 「熊彩画展」/熊本県立美術館分館/熊本
・2026 貝灰漆喰アート展/熊本
・2026 「聴く」美術館(プロジェクト)/熊本
・2026 熊本復興支援 貝灰漆喰アート展/熊本
・2026 「Between Color and Feeling2」/愛知・名古屋