分解のドローイング XXXIII - 整数韻

Year: 2020

Material/Technique: Japanese Paper, Ink, Ink

Size: 80.7 × 56.5 cm

Edition: Unique

Signed:Not Set

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分解のドローイング XXXIII - 整数韻

About the Work

Year
2020
Material/Technique
Japanese Paper, Ink, Ink
Size
80.7 × 56.5 cm
Edition
Unique
Signed
Not Set
Frame
Not Included
Work Certificate
Not Set
Category
Drawing
Style
Minimalism

Work Details

分解のドローイング XXXIII - 整数韻
2020 和紙(表面雁皮), 墨, インク 80.7 x 56.5 cm

「分解のドローイング XXXIII - 整数韻」は,言語を分解するというコンセプトに基づいたシリーズのうちの一つです.日本語を形作る漢字・仮名を分解して再構成しています.最終的に漢詩のように定型が見えてくるものや,混沌とした線の集合に置換されていきます.

私たちの思考の道具である言語を極限までバラバラにしたい—書かれた言語はいつから意味を持ち始めるのだろうか.そんなシンプルな望みと疑問からこのドローイングは始まりました.元は文章だったものがバラバラにされ,さらに無数の線によってつなぎ合わさる.私はその過程に,視覚言語と呼べる独自の意味体系があるのではないかと思います.

私たちは日常言語において,しばしば「これは意味がない」といった言明をすることがあります.しかし,正確には「意義」の意味で「意味」を使っていたりします.つまり,ある語の真理条件について話していたのではなく,その価値について話していたりします.言語を分解して再構成する試みは,文の真理条件だけではなく,言語の裏に漠然と想定されている価値がどの段階から認められ始めるのかという試みであるとも言い換えられます.

※販売価格に額装代も含みます

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分解のドローイング XXXIII - 整数韻
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Artist

奥村 研太郎
✔︎

1999年生まれ.美術家.生命とは,言語とは何かという問いにアプローチする. 2022年4月東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業予定 2021年上野芸友賞受賞 2020年安宅賞受賞 「生命」とは何か.そんな大それた問いを問いたい. 生命を知りたいと問うてみるとき,付随する様々な問いが引き起こされる.「生命とは自己と他を分割して自己のうちに秩序を作り出したシステムである」,と言ってみる.では自己とは,他とは,秩序とは何か?分子生物学的アプローチにヒントを得るときもあれば,現象から出発して自我と他我の違いを考え抜こうとした先達に助けられることもある.ただ,それらの概念を参考にしながらも,最もリアリティの感じられるメディウムを使ってわたしの思考の像を作りたい. 過去には家の骨であった柱を削り,燃やして,立てながら,そこに眩い光を投影しながら,わたしはこの木とともに,この光とともに,老いていきたいと思った. 2019年「Observe the Verve to Vibrate」Gallery i(東京) 2019年「トーキョーインディペンデント」藝大陳列館(東京) 2019年「Portrait」藝大Yuga Gallery(東京) 2019年「Doors」Gallery Art Point(東京) 2019年「装置とは限らない」藝大陳列館(東京) 2020年「久米賞・安宅賞・上野芸友賞合同展」藝大Yuga Gallery(東京) 2020 年「Remix」アーツ千代田3331(東京) 2021年「Chrysalis, Desiring Bodies」Alliance Française(シンガポール)

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Last updated date
01.26.2022