集合生命 / Life Continuous

Year: 2018

Material/Technique: Mixed Media

Size: About 720×700×h250cm (283.5×275.6×98.4inch) サイズ可変

Edition: Unique

Signed:Not Set

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集合生命 / Life Continuous

About the Work

Year
2018
Material/Technique
Mixed Media
Size
About 720×700×h250cm (283.5×275.6×98.4inch) サイズ可変
Edition
Unique
Signed
Not Set
Frame
Not Included
Work Certificate
Not Set
Category
Installation
Style
Love

Work Details

集合生命 / Life Continuous

鑑賞者は作品を破ったり、吊り下がっている紙を結びつけたりすることができる体験型インスタレーションです。

日本には詫び寂びに代表されるような、古びていく様を受け入れ愛でるような美意識があります。

集合生命とは、世界全体が複数の生命が集まった集合的な生命体であること」を表す造語で、細胞が集まりあって多細胞になり、一つのヒトという生命を構成しているように、ヒトが集まって世界を構成していることを表しています。集合生命というのは、レイヤー状の生命観だと言うこともできます。

本作には、長く細い色のついた紙ヒモが本体の紙から垂れ下がっており、鑑賞者はそれらの紙を結びつけたり、本体の紙を破ったりすることによって作品に関わることができます。展示期間中に人々の影響を受けて大きく形を変えていきます。

人々は残された「誰かのアクション」を形状から察知し、それを受けて作品を変化・発展させていきます。

作品のあちこちに人々が遊んだ痕跡が残っています。

本作は2019年12月に韓国のF1963という美術館で再展示され、日本の人たちがつくったこれらの結び目ごと、韓国に運ばれて展示されました。

Artist

Ouma(オーマ)
✔︎

Ouma(オーマ)

元獣医の細胞アーティスト

元獣医師。2011年2月に獣医師を辞めた直後に震災に遭い、器具や薬品を使わずに獣医師の仕事の本質である「ヒトの心の癒し」が全うできる方法はないかと考え始める。2013年に美術批評家、海上雅臣氏が主宰するUNAC TOKYOで行ったギャラリー内を画で覆う個展をきっかけにアート活動を本格化。生命の最小単位である細胞をモチーフに鑑賞者が創造に加われる体験型アート作品や、他者との関係性を想像させる細分化された作品を発表。 2019年からヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」を発展させた「社会治療」という概念を提起。創作を通じて、一人一人が社会から必要とされ、社会から守られる関係を実現したいです。 東京都出身、元獣医師。ある担当患者の死がきっかけで、亡くなった子の絵を描いて家族に送るようになり、その数は100以上に。2011年2月に獣医師を辞めた直後に震災に遭い、器具や薬品を使わずに獣医師の仕事の本質である「ヒトの心の癒し」が全うできる方法はないかと考え始める。 2013年に美術批評家、海上雅臣氏が主宰するUNAC TOKYOで行ったギャラリー内を画で覆う個展をきっかけにアート活動を本格化。生命の最小単位である細胞をモチーフに鑑賞者が創造に加わることのできる体験型アート作品や、他者との関係性を想像させる細分化された作品を発表。 生命を集合体と愛着の2方向から再定義しながら、生命とはなにか探求しつづけ、2019年からヨーゼフ・ボイスの「社会彫刻」を発展させた「社会治療」という概念を提起。「社会治療」は個人に向かっていた医療から、生命体としての社会を治療するという社会と個人両者に向かう医療概念で、すべての人を社会を治療する医療者に変える。「社会治療」を体験できるものにするため、想像や物語と物理現実が影響し合うアートの在り方を模索している。 主な作品は、細胞のような小さな作品が増殖と喪失をつづけ、一つの巨大作品として成長し続けるオープンエンドプロジェクト「系統樹/Phylogenetic Tree」。複数の細胞膜のような紙作品を鑑賞者が破壊、結合することで不確実な形状を生み出し続ける「集合生命/Life Continuous」のほか、1生命とは何か、2治療とは何か、3誰が治療するのかを3つの方向から医療を考える「Hospital」など。 2016年よりSwatch Art Peace Hotel(上海)、ACCR - ODYSSEE ARTIST-IN-RESIDENCY PROGRAM 2018(フランス)、Danish Art Workshops(デンマーク)など世界12か所のアーティスト・イン・レジデンスプログラムに参加。2019年にはSWATCH X Youのデザインに作品が使用される。世界各地を渡り歩くことで集合生命としての世界のリアリティを作品に取り込みながら活動の場を広げている。 2013年より、世界中の人から絵を集め、1つのアート作品をつくるプロジェクト「SORA」を開始。2020年4月までに世界17カ国から2280枚の絵を集め、並べた時のサイズは高さ約2メートル、幅約68メートルとなっている。 SORA project https://oumavet.com/sora.php

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LINtalow

ハシグチ リンタロウ has sent
Silver Sticker.

about 6 years ago

“細胞アーティスト”ことOUMA(オーマ)による、《集合生命》と名付けられた宙に浮遊する巨大なインスタレーション。 カラフルでゆらゆらと揺れるくらげのようでPOPでありながら、無数の素材が織りなす構造は複雑で重層性をもち、見るほどに作品自体に強度と重厚さが潜んでいることが写真からも伝わってくる。 作品ページには全体観と部分接写がいくつも載っていて、見ていると触りたくなってくる、、、。実際にこの作品は会場に訪れた人々が触れることができ、作品に介入することがゆるされていて、刻一刻と形が変容していく。 この場を創り出したOUMAは結論を提示することはなく、こうした一種の遊び場そのものを、問題だらけで混乱気味の世の中へのGIFTとして開放している。それがぼくには世の中に対しての作者なりの一つの愛のあり方のように思える。

zealhisao

山本尚志 has sent
Blue Sticker.

over 6 years ago

Ouma作品の中で、一番自分の中で印象的に残っている巨大な作品です。一つ一つのパーツは細胞を意味し、寄り添って生きている。参加型のインスタレーションで、来場者が少しずつ触っていくことで形が変容する。誰かが結び目を作ったり、引き裂くなどして。その全てが受容され、晒されて、日々形を変えていく。それは、我々が日々変化し、傷つき、もう元には戻らない不可逆的な存在であるのと同様に。

Last updated date
05.21.2020