家から五十歩の自然Ⅲ ~明日の空/To be sunny tomorrow~
Year: 2020
Material/Technique: Photograph
Edition: Not Set
Signed:Not Set
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About the Work
- Year
- 2020
- Material/Technique
- Photograph
- Edition
- Not Set
- Signed
- Not Set
- Credits
- © Shinya Imaizumi
- Frame
- Not Set
- Work Certificate
- Not Set
- Distributor of artworks
- 今泉 真也
- Ship-from Area
- Not Set
- Days Until Dispatch
- Not Set
- Category
- Photograph
- Style
- Everyday
Work Details
今日も一日が終わる。あっというまだった。
息子や妻がいなかったら、もっともっとゆったり過ごせるだろうか。
いや、恐ろしく忙しくとも、これは本当に豊かな日々に違いない。
月が昇り、シロツメクサの懐でマルハムシが眠りにつく。
そろそろ夕飯をつくりに帰ろう。
『STAY HOME,YOUR HOME』出展作品
1. 外出自粛中は制作活動を行っていますか?
A.どんなときも毎日シャッターを切るようにしています。遠出はせずとも家や近所に豊かな世界があります。
2. 家にいる楽しみは何ですか?(何をやっていますか?)
A.家族に向かい合うのが良くも悪くも真剣勝負になりました。(なのでデスクワークはみんなが寝静まった深夜となります)
3. この作品を制作した意図・背景を教えてください
A.子どもが一緒だと、いろいろと制限があります。まだ撮りたくても、中途半端に切り上げて帰り、夕飯作って食わせないといけない。撮っていると話しかけてきて邪魔をする。あげくにはレンズの前を行ったり来たりしてチャンスを逃させる。
でも、不思議と作品は撮れていきます。これが不思議です。
彼が見つけてきてくれる生きものもあります。
たまには妻も一緒に過ごします。
愛するひとが並んでいます。
この数ヶ月は自宅保育で、保育園の友だちから離れ、親子三人の生活が続きました。
家族ってなんだろう。
それはたぶん、努力と純粋さを欠かしたら脆く崩れ去ってしまうもの。
自然ってなんだろう。
それはたぶん、ココロとカラダを繋ぎとめる最後の砦。
山猫を追うハンターのように、空き地をぐいぐい進む息子が目の前にいます。
自室(アトリエ)の様子や制作する上で大切にしているモノ
デジタルになってからキャノン一辺倒だった僕に、
写真機のたたずまいを思い出させてくれたカメラ。
ライカと協業しているレンズの写りには、なんともいえない味わいがあります。
Exhibition Information
- Past Exhibitions
- 企画展「STAY HOME, YOUR HOME」05.22.2020 - 06.21
How to Buy
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Artist
写真家・映像作家
地元沖縄。琉球弧の自然と人々の暮らしをさまざまな側面から見つめている写真家、映像作家。社会的視点と生命多様性へのまなざしを併せ持つ撮影・執筆活動は、長年にわたる自然界での活動と考察に裏打ちされている。 1970年神奈川生まれ。中学の時、顔見知りのホームレス男性が同じ中学生に殺害されたことから 「子どもにとっての自然の必要性」について考えるようになる。 高校時代に登山と素潜りを始め、一眼レフカメラを購入。19歳のとき「都会の自然とそこで遊ぶ子たち」をテーマに初の写真展を開催。 沖縄国際大学で沖縄戦聞き取り調査などを専攻後、撮影活動を始める。シーカヤックから冬山登山までアウトドア全般をこなす。 1997年、ダムに沈む森と出会い、7年間・年200日以上、足掛け10年を森のテントで暮らしながら撮影。以降も一貫して沖縄と琉球弧から、人と自然のいのちについて発信を続ける。 映画・映像分野でも作品を発表。ドキュメンタリー映画「RIVER」(2009)は、国際短編映画祭 Shortshorts Film Festival&AsiaにてJ-WAVEアワードと観客賞を受賞。 短編映画「Mother」(2017)は海外13ヶ国の映画祭で上映されている。 【 主な写真展 】 「子どもの世界」 横浜市吉野町市民ギャラリー 「落ちこぼれの森」 宜野座村立博物館 「環境報告・ぼくたちの沖縄はいま」 沖縄コンベンションセンター 「雨粒と海 ~比謝川水系をたどる~」 嘉手納町役場 「By the Sea」 ホテルムーンビーチ・ギャラリー 「SEDI/セヂ」 ニコンサロン ほか多数。 【 主な写真集 】 『月ちゃん』2018 『ジュゴンに会った日』 2019 『神人の祝う森』2022 『SEDI/セヂ』2023
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5月17日現在、僕の暮らす沖縄は感染者ゼロが続き、久しぶりに深呼吸できています。それは皆で手にしたもの。そしてまだ闘い続けている方々もいます。
沖縄は米軍基地を引き受けてきたゆえに第一次産業が育たず、観光収入に偏った経済となっています。観光客受け入れはウィルスのリスクも伴うため、これからが大変ではあります。
長い接触自粛中に感じたことは、やるせないほどの人恋しさでした。家族もそれは同じで、濃密すぎるほど濃密な関係の中でぶつかり合うことがとても多く、そんな時、アパートの隣にある空き地が息抜きと発見の場となってくれました。
自然と人間の根源的な関係を、写真を通して探求し続けたいと思います。