アクリル絵具とボディペイントに用いるパウダーなど複数の色やメディアを紙面に垂らし、静かに身体を傾け、偶然混じり合って出来上がったものに、3DCG の流動体をコラージュしアクリル版に出力した作品。別のメディアを合わせるプロセスや内的現実を外在化するプロセスで、物質→物質の何らか操作による置き換え、非科学的変幻性の錬金術的性質に着目した。イメージが揺蕩うように、内感覚やビジョンが流動しながら、結びつき、紐解かれ、また絡み合う。とらえ難い内部感覚は、絵の具が流動するように複雑に混じり合うようだ。
小林万葉
contemporary artist
contemporary artist
1992年生まれ。ヴィジュアルアーティスト。ユング派分析心理学の観点から、反復夢や宗教的感情に関する臨床心理学研究を背景に持つ。実存に関する問いや、万物の生滅の中に潜む「我」であろうとする衝動に関心をもつ。概念化されない感覚を探求し、デジタルメディア—身体における偶発的な現象に焦点を当てた実験的な制作をしている。
臨床心理士としてユング派深層心理学を学び、「私」が「個」あるいは「他」として存在することを自分の中にある新しい身体感覚を通して模索している。デジタルとアナログの双方を行き来しながら、精神性や身体性における人間の共通項について、シンボリックに表現する。
<Education&Study>
2015 学習院大学文学部 卒業
2017 東洋英和女学院大学大学院人間科学研究科人間科学専攻臨床心理学領域 修了
2017 アルコール依存症専門精神科病院 臨床心理士
2021 某私立高校 スクールカウンセラー
2022 退職しアーティストとして独立
<活動歴>
2021.2 巡回数「142857」にインスパイアされ、数字から生命活動を考察する映像プロジェクト「Kaprekar-」を立ち上げ、ALL CLEARと共同で制作活動中。
<展示歴>
2018 Hiphop beats dance battle「FIND SOMETHING NEW vol.1」@UNICE 代官山
2019 Hiphop beats dance battle「FIND SOMETHING NEW vol.2」@UNICE 代官山
2019 Hiphop beats dance battle「FIND SOMETHING NEW vol.3」@UNICE 代官山
2021 グループ展「HOLE in the WALL」@Sub store 高円寺
2021 個展「Spectra-」@CLASS 表参道
他
2023 個展「Somesthesia」 @Aoyama Zero
アクリル絵具とボディペイントに用いるパウダーなど複数の色やメディアを紙面に垂らし、静かに身体を傾け、偶然混じり合って出来上がったものに、3DCG の流動体をコラージュしアクリル版に出力した作品。別のメディアを合わせるプロセスや内的現実を外在化するプロセスで、物質→物質の何らか操作による置き換え、非科学的変幻性の錬金術的性質に着目した。イメージが揺蕩うように、内感覚やビジョンが流動しながら、結びつき、紐解かれ、また絡み合う。とらえ難い内部感覚は、絵の具が流動するように複雑に混じり合うようだ。