
About the Work
- Year
- 2020
- Size
- *
- Edition
- Unique
- Signed
- Not Set
- Frame
- Not Included
- Work Certificate
- Not Set
- Category
- Photograph
- Style
- Everyday, Portrait
Work Details
普段はカメラ片手に地元の風景を撮りに行くが、第一子となる長男を出産してから、あまりの大変さに自宅から出ようとすら思えなくなっていた。化粧も着替えもする気力がないまま、だけど愛しい我が子の今しか出会えない瞬間だけは、写真という手段で真空パックし続けた。日常に埋没していたはずの家に、新しい命が連れてきた非日常。けれどそれが日常と溶け合うのを確かに感じながら、私は今日も家の中の世界を撮り続けていく。
分娩室の壁を叩く泣き声。その力強い産声を私は手術台の上で聞いた。息子が、生きたい生きたいと大声で叫んでいるかのようで、私も安堵と喜びで顔をぐちゃぐちゃに濡らしながら、どうかこの子を最後まで育てさせてくださいと、それまで私を死なせないでくださいと願った。だからこの先も、泣いてもいいんだよって息子にも自分にも言ってあげられる自分でいたい。
Exhibition Information
- Past Exhibitions
- 写真展「STAY HOME展 」04.13.2020 - 05.06
Artist
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作品制作や写真展に活用させていただきます。特に、地元の美しい風景をたくさんの人に知ってもらったり、守っていくために使わせていただきます。Thank you for your support. The funds you support will be used for the production of works.