




關於作品
- 製作年份
- 2024
- 材料或技法
- 混合媒體
- 版本
- 獨特
- 簽名
- 沒有設定
- 畫框
- 沒有設定
- 作品證書
- 沒有設定
- 類別
- 安裝
作品詳情
あるインタビューをしていた。「ファミレスは別れ話をするところだよね」。この言葉から出発して、〈ファミレス〉〈郊外〉という概念を捉えなおしてみようと思う。営業終了後も発光する、虚構のファミレスの看板と、「ファミリー」の集う装置としてのシート・テーブルと。
ファミリーレストランは1970年代に、アメリカ的価値観と共に日本へ輸入されてきた。ファミレスは、高度経済成長下における日本の〈家族〉概念のイマジナリーな象徴でもある。地方都市のパッケージ化された風景にも、ファミレスは潜んでいる。そこでひとは「イマジナリーな親密さ」を養うファミレスに集う。ファミレスを求める人は、居場所がないのである。この居場所のなさは、孤独ではなく、気軽さである。気軽で、余分だったからこそ、「ファミレスでいいじゃん」というのだった。
……湘南、といえば。その言葉のあとに続く、奇妙に乾いた悲しみについて。湘南という地域が育んできた家族像には、単に気軽な「サーフィン」や「郊外暮らし」というパッケージ化された生活があるのみならず、日本の中流階級における「豊かさ」の抱える行き詰まり感をも暗示している。
ときは2020年代。新型コロナウイルスのパンデミックにより、「24時間営業」は短縮され、「深夜」は行き場を失った。イマジナリーな親密さを培ってきたその電光色は潰えかけている。
本作において、夜間に点灯する看板は、新型コロナウイルスによるパンデミック以降に追放された「深夜」の象徴である。同時に、〈ファミリー〉の記号性だけが吊り下げられ、パッケージ化され、誘導灯となってきた状況を示している。テラスモール湘南という大型複合ショッピング施設において、家族像を支えるシート/テーブルを、無理矢理に芸術的な台座の上に引きずりあげるのである。
展覽資訊
- 過去的展覽
- テラスアート湘南アワード2024 - Terrace Art Shonan AWARD2024.04.27 - 12.25
藝術家
アーティストグループ
このアーティストグループ名 「あそこで愛されて、あそこで別れた」は、ちあきなおみの 「夜間飛行」という曲からの引用である。彼女はこう歌う。 ……はるか雲の下に広がる街明かり/あそこで愛されて、あそこで別れた/このままずっと どこへもおりず/ この夜の果て…… 彼女が訴えるのは、誰かとの愛から離れ、どこか異国へ向かう女の郷愁と悲しみである。われわれはこうした異国への郷愁も、 悲しみも、何かを失う辛さも、全て「失う前に失っている」。空虚な30 年と言われてきた政策のなか、核家族化とニューノーマル を生きてきたわれわれは、失うことが何なのか、知らない。それでも、ファミレスに対して抱く懐古の念と、ファミレスを通して交わしてきた気軽な会話、友愛、家族のすこしの断片はたしかに残り続けている。 キュレーター:小川楽生/waxogawa 2001年、奥能登生まれ。先天性重度難聴者。キュレーター・研究者。 東京大学AMSEA「社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業」第三期生、CIL2021芸術経営リーダーシッププログラム採択生。 「ことば」に対する執着心をもとに、「ことばを使って話すことは当たり前のことではない」という態度を採り、人文知的なアプローチから現代アートのキュレーションを実践している。 アーティスト:永田一樹/NAGATA Kazuki 2001 年、鹿児島県生まれ。幼少期に東京都日野市に越し、それ以来日野市に住み続ける。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科(湘南藤沢キャンパス)1 年。インターネット以後(の以後)における潜在性——" 私" でなくてもよかった私、” それ ” でなくても良かったそれ——をテーマにイメージやコミュニケーションの問題を扱い、作品制作やソーシャル・プラクティスを手がける。 アーティスト:菊地晴/KIKUCHI Sei 2001 年、茨城県生まれ。幼少期を東京近郊の茨城県・神奈川県で過ごす。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 1 年在籍。 「矛盾」を孕みつづける現代社会という場を自身の作品制作および研究によって「しのぐ」ことをテーマに活動を行ってきた。主に立体・映像・インスタレーション を制作している。
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