あそこで愛されて、あそこで別れた

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あそこで愛されて、あそこで別れた

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このアーティストグループ名 「あそこで愛されて、あそこで別れた」は、ちあきなおみの 「夜間飛行」という曲からの引用である。彼女はこう歌う。 ……はるか雲の下に広がる街明かり/あそこで愛されて、あそこで別れた/このままずっと どこへもおりず/ この夜の果て……

彼女が訴えるのは、誰かとの愛から離れ、どこか異国へ向かう女の郷愁と悲しみである。われわれはこうした異国への郷愁も、 悲しみも、何かを失う辛さも、全て「失う前に失っている」。空虚な30 年と言われてきた政策のなか、核家族化とニューノーマル を生きてきたわれわれは、失うことが何なのか、知らない。それでも、ファミレスに対して抱く懐古の念と、ファミレスを通して交わしてきた気軽な会話、友愛、家族のすこしの断片はたしかに残り続けている。

キュレーター:小川楽生/waxogawa

2001年、奥能登生まれ。先天性重度難聴者。キュレーター・研究者。

東京大学AMSEA「社会を指向する芸術のためのアートマネジメント育成事業」第三期生、CIL2021芸術経営リーダーシッププログラム採択生。

「ことば」に対する執着心をもとに、「ことばを使って話すことは当たり前のことではない」という態度を採り、人文知的なアプローチから現代アートのキュレーションを実践している。

アーティスト:永田一樹/NAGATA Kazuki

2001 年、鹿児島県生まれ。幼少期に東京都日野市に越し、それ以来日野市に住み続ける。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科(湘南藤沢キャンパス)1 年。インターネット以後(の以後)における潜在性——" 私" でなくてもよかった私、” それ ” でなくても良かったそれ——をテーマにイメージやコミュニケーションの問題を扱い、作品制作やソーシャル・プラクティスを手がける。

アーティスト:菊地晴/KIKUCHI Sei

2001 年、茨城県生まれ。幼少期を東京近郊の茨城県・神奈川県で過ごす。東京藝術大学大学院美術研究科先端芸術表現専攻 1 年在籍。

「矛盾」を孕みつづける現代社会という場を自身の作品制作および研究によって「しのぐ」ことをテーマに活動を行ってきた。主に立体・映像・インスタレーション を制作している。

あそこで愛されて、あそこで別れた

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1件作品公開了

あそこで愛されて、あそこで別れた
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