
About the Work
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Work Details
【EN-002】南方書局
Area | ENTRANCE
Country | JAPAN / TAIWAN
2021年に設立した東洋を中心に各国に拠点を置く作家や研究者の協力のもと主に図書製作を行う独立系ひとり版元。日本、台湾、中国に拠点を置く6人による書道、写真、小説、グラフィックの連載を掲載するグラフィック誌《時代》の刊行や、写真集レーベル「GALAPA Program」、文庫レーベル「南方玉山文庫」、画讃レーベル「南方筆遊び」などから図書を刊行する。また、額縁製作や展示のインストールも手掛ける。より多くの台湾の若手作家を日本に紹介すべく、台湾のZINEを専門に扱う流通事業を秋より開始予定。
【販売物販紹介】
【南方書局からの出版物】
◎富澤大輔写真集《GALAPA Program》シリーズ
「GALAPA(ガラパ)」2019年
判型:266 x 200mm(A4判変形)/ 並製本 / 112頁
書籍設計:明津設計
定価:1500円(税込)
GALAPA programの1冊目。 一見、脈絡なく連なるこの写真集は、 「本物の日常」をキーワードにつくられた。 国境をまたいで撮影された 93枚のモノクロームの写真で構成されている。
「Peer Gynt(ペール ギュント)」2019年
判型:175 x 165 mm / 並製本 / 72頁
書籍設計:明津設計
定価:1500円(税込)
2018年冬、富澤はクリスマスから正月にかけて、オーレスン(ノルウェー)の友人宅に居候していた。その家の女の子と、裏庭から広がるノルウェーの暗い森のお話。 (「GALAPA」と同時期に撮影された写真となっていて、 2冊を読み比べることで、より深く楽しめるものになっております。)
「新乗宇宙(しんじょううちゅう)」2020年
判型:210 x 276mm(A4判変形)/ 並製本 / 136頁 / 日本語・中国語
書籍設計:明津設計
定価:4100円(税別)
台湾人の父と日本人の母の間に生まれ、16歳までを台湾で過ごした富澤は、2020年『中華民国総統選挙』が近づく日々に緊張と憂鬱を頭のどこかに抱えながら、生まれ育ったその土地を撮影した。 巻末には中国人の韩梅梅による短編小説『傍晚五点的对话』も収録。 2020年、台湾・中国・日本それぞれに生きた「わたし」たちによる視線がこの写真集の中で幽かに交錯し、「生活」を営む全ての、“小さな主語”の中にのみある、大事なことを思い出させてくれる。
「字(じ)」2022年
判型:112 x 169mm(B6判変形)
上製本(函入り)/ 336頁 / 日本語・中国語
書籍設計:明津設計
定価:4500円(税別)
富澤のもとに、実家の母親から、「字」という一文字が書かれた色紙の写真が送られてきた。それは富澤自身が小学生の頃、学校の授業で書いたものだったが、“「字」という字”の良さに素朴な感動を覚えた。富澤は、そのときに感じた“えも言われぬ感動”をキーワードに、一年にわたって九千枚以上の写真を撮影。そして、三百六枚で構成された、一冊の写真集―『字』が完成した。 巻末には、植民地美術史研究者・柯輝煌による論考も掲載。文字の発生からはじまり、【近代/前近代】という概念を通して、今日「表現」とよばれているものの根源へ接近する文章となっている。
「平行写真」【初版300部】2023年
判型:183×214㎜(B5判変形)/312頁 / 写真点数:300点
製本:糸かがり並製本(表紙・紙クロス箔押し/天アンカット)
書籍設計:明津設計
定価:6600円(税別)
前作の写真集『字』は「感動しない風景に感動することに、感動する」をキーワードに、福岡を皮切りに東京、名古屋、北海道で写真展が行われ、国際デザインコンペ「東京TDC賞2023」のブックデザイン部門にて、受賞ノミネート作品にも選ばれました。 (本作『平行写真』も同じく明津設計が書籍設計を担当)
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本書『平行写真』は、横位置の写真だけに限定された300枚の変哲のない光景がたんたんと連なる構成となっています。何の強要的な情感もない写真群が、『これは一体なんのためにまとめられた本なのか?』と、つかみきれないままに展開していきますが、わたしたちは次第に、富澤の隣に立って撮影現場を見ているような、一緒になって歩いていく=「平行移動」をしているかのような錯覚をもちはじめます……。
『ぬくもりだの暖かさだの、そんなのは誤魔化しですよ。 僕は、人生の本当の姿を描きたいんです。』 小津安二郎
映画監督・小津安二郎氏はそんな言葉を残しています。 写真/写真集という表現もその特性上、どんなドキュメントであろうと広義の「フィクション」の扉をくぐってしまいます。 しかし、決して「真実」を写せるわけではない写真/写真集というフィクションの中に入ってもなお、富澤の写真は「ただそこにある」「本当の姿」だと思わせてしまう、圧倒的なリアリティの光を放ちます。
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この『平行写真』の、最初の写真の“前”にも、最後の写真の“後”にも、本から顔を上げればわたしたちの目の前には変わらない光景があるだけです。わたしたちの体には劇的な変化は訪れません。しかしそれは、この写真集がわたしたち自身の“これまで”と“これから”の「平行移動」と溶け合っているからなのかもしれません。
「遊回」2023年
判型:縦355×横257㎜(B4判変形)/192頁 / 製本:糸かがり上製本(函入り)/ 日本語・中国語
書籍設計:明津設計
定価:16000円(税別)
「LAND」2024年(先行販売)
判型:縦277×横128㎜
書籍設計:明津設計
定価:未定
◎《 南方玉山文庫 》
第一弾/人文・哲学
齋藤嘉文「山も時なり 海も時なり−道元『正法眼蔵』から17の哲学的風景」
判型:四六判(B6判)変形/ 並製本 / 164頁
別冊(引用俯瞰図)32頁付き / スリーブケース入り
書籍設計:明津設計
定価:2000円(税別)
道元の主著『正法眼蔵』は、 今なお未踏峰として雲海の彼方に聳えています。 鎌倉時代に書かれ、長い秘蔵の時代を経て江戸時代末に公刊され、20世紀に入って和辻哲郎ら近代哲学者が注目することによって広く一般の人々にもその存在が知られるようになりました。
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しかし日本中世最高の知性によって書かれたその書物は容易に人を近づけることなく、ただ行間に湛えられた深さと美しさのオーラが立ちこめるばかりです。 この半世紀、国内だけでなく海外からも多くの学者が加わって研究が進められていますが、 山頂への道はまだ見えていません。
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著者は、その原因は大域的戦略の不在にあると見ました。 近代人文学の培った細部の分析力だけでは到達しえない高度に頂上はあるはずです。そこで一旦、登山道から外れ、軽飛行機を操縦して道元連峰の上空を飛び、17ヶ所のポイントを撮影してきたのが本書です。 ◉ 仏教専用のレンズはあえて使用を抑え、逆に一見仏教とはかけ離れた分野のツールを積極的に用いた結果、いかにも禅宗風のストイックな風景に替って、限りなく広い大空と大地と、 月光を映して輝く一滴の露とが、同時に見えるでしょう。
◎画賛レーベル《南方筆遊び》
Vol.1「望郷」2023年
書:柯輝煌 画:富澤大輔 解説:薛暁誕
平面設計:明津設計
定価:3500円
目で見て楽しむ漢詩をコンセプトに制作したシリーズ。 Vol.1「望郷」では春秋戦国時代から現代までのおよそ2700年間から10遍の「望郷」を主題とした詩を選出した。
◎ビジュアル紙《時代》
第一期「時代」三号
判型:406x546mm(ブランケット判)/ 8頁 連載作家:畑中咲輝/富澤大輔/韓梅梅/うらあやか/浅田農
平面設計:明津設計
責任編集:富澤大輔
定価:無料
日本/中国/台湾のそれぞれを拠点とした六人による書道/写真/小説/グラフィックの連載が、新聞サイズの大きな紙上に展開されます。
【南方書局流通部門からの出品】
台湾の作家によるZINEを約20冊ご出品いたします。












