Good Boy and Good Girl
制作年: 2024
素材・技法: 紙, チャコール
サイズ: 630mm×380mm×1cm×2点set
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり






About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- 紙, チャコール
- サイズ
- 630mm×380mm×1cm×2点set
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- クレジット
- Courtesy of Amane Nakamura
- 販売に関して
額ありの価格表記です。
- 額装
- あり
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 中村 天嶺
- 発送元地域
- 東京都
- 発送までの日数
- 1週間ほど
- カテゴリー
- ドローイング
Work Details
素材:Charcoal on paper
額装込
日本アニメの文脈とルネサンス絵画の形式を接続した具象絵画を描く。アニメ背景に見られる風・距離・境界などのメタファーが人物の感情や関係性を暗示する点をきっかけに「情報の密度」や「細部の構築性」を考察し、両者の形式を踏まえて現代の風景を再現する。
CADAN Study Vol.1 “GABE6” – Usukubo Laboratory
絵画と向き合い続けるうち、なぜ描くのか、何が絵画たり得るのかという問いへと、私たちは繰り返し引き戻される。
その問いは一度で解決されるものではなく、制作の中で何度も立ち上がり、姿を変えながら持続していく。
ここに集ったメンバーは、それぞれ異なる背景を持ちながら、「絵画」という未だ定義し尽くされていない存在を、それぞれの手つきと速度で模索している。
先史時代の洞窟壁画から宗教画、遠近法、印象派、キュビスム、抽象表現主義、コンセプチュアルアート—そしてAIが一秒でイメージを生成する現在に至るまで、絵画は常に「これも絵画か」という問いと共に更新されてきた。東京藝術大学油画第6研究室では、そうした長い時間軸から絵画というメディアを成立させている固有の条件—空間、時間、光—見出された支持体と身体との関わり“視る”という行為そのものを改めて問い直しながらそれらの条件がどのように拡張されうるのかを各々の制作から探っている。その一連の流れは「人間はいかに世界を視るか」という問いの連続でもある。
2026年にこの研究室にこのメンバーで集うことができる時間は、実質的にはわずか1年に過ぎない。
現在の研究室は、2年生4名、1年生4名、留学生1名、助手、教授を含む11名で構成されている。
それぞれの制作はテーマも方法も大きく異なり、作品同士の関係性もあらかじめ規定されているわけではない。
制作は本来きわめて個人的で孤独な営みであるが、ここにおいては、他者の存在や日常の出来事が、混色されるかのように静かに制作の内部へと入り込んでいく。
隣から聞こえてくる講評、何気ない会話、制作の合間に交わされる時間。それらは次第に制作と不可分のものとして作用しはじめる。
そこで生起する出来事は、しばしば偶然的なものとして現れる。しかし私たちは、それらを単なる偶然や一過性の奇跡として見過ごすのではなく、その中に関係性や意味を見出そうとする態度を持ち続けることで制作へと接続する。
偶然性は単なる不確定要素ではなく、絵画の可能性を押し広げる契機となる。
「GABE(贈り物)」というタイトルは、この場に集ったという偶然そのものを指すのではない。むしろ、その偶然をどのように受け取り、そこに意味や関係性を見出し、制作へと接続していくのかという私たちの態度そのものを示している。その中に生じるわずかなズレや重なり、あるいは偶発的な出来事の連なりは、これからそれぞれが歩んでいく絵画史の中に分岐点として現れるのではないのだろうか。
絵画というメディウムを通じてしか現れない何かを、私たちはまだ信じている。
東京藝術大学油画第6研究室一同
GABE6にて、Good boy and Good girlはドアの向こうから、あたたかな眼差しで来訪者をお迎えします。彼らが織りなす優しい世界観を、どうぞごゆっくりお楽しみください。
Exhibition Information
How to Buy
この作品は購入が可能です。
¥224,000
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Artist
Artist
中村天嶺は2002年岐阜県生まれ。2026年名古屋造形大学造形学部美術表現領域卒業。2026年より東京藝術大学美術研究科修士課程油画第6研究室に在籍中。日本アニメの文脈とルネサンス絵画の形式を接続した具象絵画を描く。アニメ背景に見られる風・距離・境界などのメタファーが人物の感情や関係性を暗示する点をきっかけに「情報の密度」や「細部の構築性」を考察し、両者の形式を踏まえて現代の風景を再現する。2024 名古屋造形大学在籍中にフローニンゲン大学/オランダ交換留学、 2026 「アートアワードトーキョー丸の内2026」行幸地下ギャラリー(東京)、2026「CADAN Study Vol.1“GABE6”- Usukubo Laboratory」 CADAN 大手町(東京)


