u・ta・ka・ta - Fragment #01
制作年: 2025
素材・技法: ジークレー, 紙
サイズ: 84.1 × 59.4 cm
エディション: エディション有
サイン:あり





About the Work
- 制作年
- 2025
- 素材・技法
- ジークレー, 紙
- サイズ
- 84.1 × 59.4 cm
- エディション
- エディション有
- サイン
- あり
- 額装
- 相談可
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- SHIRACO WORLD
- 発送元地域
- 大阪府
- 発送までの日数
- 2週間〜4週間
- カテゴリー
- 版画
- スタイル
- ファンタジー, 半抽象, その他
Work Details
u・ta・ka・ta -Fragment #01
いのちの儚さ、そしてその尊さを描いています。
象徴的な心臓のモチーフ、大きな尾鰭、一方向を見つめる横顔。
ふわりと浮遊しながら、果たして何処へ向かっているのでしょうか。
半身に尾鰭をもつ馬は、自らの意思とは無関係に宿命を背負い、生まれてきた私たち。
そんなことはお構い無しに、いのちが芽吹いた瞬間から、時は絶え間なく流れ続け、
一つの場所へと私たちを導いていきます。
いのち、時間、生と死。
私は近年、これらのテーマについて深く思索を重ねています。
思考と創作を通して感じるのは、死は決して終わりではないということ。
一つ一つのいのちを「存在のカタチ」として見つめると、
それは宇宙規模では次なる新しいいのちへと
連なっているように思えるのです。
死は終わりではなく、生のはじまり。
そう信じられたなら、この身が滅んでも、またどこかで再び出会える気がします。
希望と祈りを込めて。
- - - -
今みている夢も、このいのちさえも
宇宙のほんの一瞬にすぎない
この宇宙は、そんな一瞬の連なりでできているから
泡のように消えてなくなっても
宇宙の一部として永遠に生きつづけるのだろう
自身の身体のパーツと日常生活で撮影した動植物、AIで生成した素材を融合したデジタルコラージュ作品です。
コラージュ作品において、その素材の一つ一つは元の写真から切り出された瞬間、本来の意味や文脈を失い、存在意義から完全に切り離されます。
さらに色調を変えたり、異なる要素と組み合わせて、現実にはあり得ないスケール感を与えるなどの編集を経て、まったく新しい存在へと生まれ変わっていきます。
本作は、自ら撮影した素材とAIで生成した素材を融合させています。
バイオグラフィーにも記載のとおり、AIは素材生成の段階でのみシンプルに使用しており、編集や合成はすべて作家自身の手で行っています。
例えば心臓のモチーフでは、AIによってガラス製の心臓や陶磁器の質感を持つ心臓を生成し、それらをPhotoshopで合成しています。
日常の中で何年も前から撮りためていた珊瑚やイソギンチャク、蕾や雄蕊の写真が、時を経てAIで生成した素材と融合することもあるのだと、時代とともに変化し続ける制作風景の中に面白さを感じています。
制作手法とこだわり
撮影にはスマートフォンを使用し、切り抜きや色調整、質感の表現、合成などの編集はPhotoshopで行なっています。なかでも最もこだわっているのが切り抜き作業です。自動処理では不可能なほど細部までパスを取り、丁寧に輪郭を切り出しています。デジタルツールを用いていますが、その作業は職人技に近いものだと自負しています。
本作はテキスタイルを意識しリピート柄を骨格としています。
そのFragmentということで、作家自身が特別に選び取った構図で制作したものです。
今後、ファブリックや壁紙に展開する可能性はありますが、色や細かいディティールの再現性、仕様などは全く異なりますので、ジークレーならではのアート作品としての存在感をお楽しみ頂けますと幸いです。
*ロゴの透かしが入っている全体像はデータです。
実物は全体的に色鮮やかでピンク色の網目模様が濃く印象的な仕上がりになっております。
How to Buy
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Artist
グラフィックアート、ミクストメディアアート作家
デジタルコラージュ、ミクストメディアアート 自身の肉体、身体のパーツを素材とした『セルフ・オマージュ』シリーズや、わたしが見えている世界=『わたしの宇宙』を描いています。 *バイオグラフィーに記載 1983年和歌山市生まれ 2004年専門学校在学中に作家活動をスタート。 2005年初個展/大阪 以降大阪を拠点に、東京・ニューヨーク・ヨーロッパなど国内外問わず活動中。 “愛・いのち”をテーマにグラフィック、ミクストメディア、インスタレーション、ファッションなどジャンルに囚われない様々な表現方法で活動中。 キービジュアル制作、企業とのタイアップ企画、ミュージカルの衣装制作など、多岐に渡り“世界観を創る”仕事に携わる。 【ジャンルを越えた表現方法】 2010年3月の個展以降、徐々に主な表現方法がフィジカルからデジタルへ移行していった。 ライフスタイルが制作環境を作り、その影響を受け、手法が変わり表現へ昇華されていくのは、生物が環境に適応して進化していくのと同様に、生き残るための自然選択である。 2018年の終盤からわたしの中で原点回帰がはじまり、2019年にまたフィジカルへと帰り、コロナ禍の模索期間を経て、再びデジタルへ。 表現方法に境界はないと考え、創作を続けていく中で手法の選択肢が増えていったという感覚だ。 現在も尚、ジャンルに囚われず、パソコンも絵の具もAIもツールとして扱い、自分のやり方で使いこなして、自身の世界観を表現している。 作品を最終的にどう見せたいかを考えて、表現したいものに適した方法でアウトプットしている。 つまり、どのようなカタチであっても、わたしの身体を通して生まれたものは、すべてわたしの作品なのだ。 【コンセプト/セルフ・オマージュについて】 2014年より始まった、自分自身が唯一無二の作品であるという哲学のもと「オリジナルとは何か」を自らの身体で検証するシリーズ作品である。 自ら撮影した手や唇、耳、足などのパーツを要素へ分解し、デジタルコラージュで再構成する。 動植物の組織と交差させることで、たとえば花弁=口唇のような相似の手触りを浮上させる。こうした相似/差異の閾値が、“よく似ているのに決定的に違う”という知覚の揺らぎを生む。その事実に魅了され、視線は次第に種を越えて拡張した。植物・魚・鳥・昆虫・哺乳類に人間と通底するリズムを見い出し、わたしはそこに宇宙を感じる。そして、表現は俯瞰的スケールへ開かれた。 【AIについて】 それにより、自力調達できる範囲を越えた素材が必要になり、2024年終盤からAIを素材調達の拡張として用いるようになった。ただしAI生成は前工程に限定し、プロンプト設計→反復生成→取捨選択の後、撮影素材と同等に編集処理を行う。 構図・選択・配列など決定的な編集判断は従来どおりわたしが担い、作者性とオリジナリティを担保する。 AI時代における〈表現の自由〉の中で、「オリジナルとは何か」を問い直すフェーズに来ていると感じている。 表現は自動化に委ねるものではない。自らの意思で選び取り、その選択の責任を引き受ける自由のもとで成立する行為だ。 私はオリジナリティを素材の希少性ではなく、微細な差異を選び取り、位置・尺度・色・重なりで他要素と関係づけて新たな意味を生む編集行為に宿ると仮説する。
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画集は、古書のような布張りの表紙の宝物箱をイメージしており、ディティールにもこだわりたいと思っています。
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