貞淑な林檎と凶暴な林檎/Chaste Apple & Ferocious Apple
制作年: 2018
素材・技法: アクリル, 紙
サイズ: W364mm × H515mm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2018
- 素材・技法
- アクリル, 紙
- サイズ
- W364mm × H515mm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 静物
Work Details
美しく瑞々しい果物は多くの害虫に狙われます。
そこに別の虫が現れて害虫を退治してくれると、まるで守ってくれたかのように思えます。
しかしあなたにとって都合の良い相手が、真実あなたにとって素晴らしい人
良い人であるとは限りません。
もし白雪姫が毒をもって毒を制す女性だったなら、全く様相が変わります。
生きるために利用し食い殺しさえする強かな爪は、決して表には出さないでしょう。
家庭的で美しく従順な姿に、侮り期待し裏切られる相手の姿が浮かびます。
白雪姫以外の視点でも楽しめるかもしれません。
「白雪姫」と「シンデレラ」が苦手です。
本当は怖い原作の方を知らずとも、子ども心にずっと不可解な童話でした。
なぜ王子様との結婚が幸せな結末なのか?
なぜ彼女たちは自発的な行動を起こさなかったのか?
当時の価値観で作られた童話を、現代っ子が色々と疑問に思うのは不思議ではないでしょう。
プリンセスを理想とする方を非難する気は、全くありません。
ただ、もしかしたら理想像は刷り込まれたものかもしれない。と考える機会はあって良いのではないかと思います。
彼女らは少女・女性のアイコンとして、宣伝商材に活用されているからです。
私にとって林檎は「白雪姫」を思い出させます。
私は反面教師として童話を捉えることで、ようやく幼い不可解さを呑み込むことができたように思います。
Artist
日曜画家/Sun painter
描くことを通してものごとを解釈し素人なりに考える試みです。 慣れ親しんだ味や生活音のように日常的に刷り込まれ、教育された情報や環境に対して私たちが自覚し客観的になることは難しいと感じます。それらは価値観や判断基準となり、普通や慣習と呼ばれるものかもしれません。 私は世間知らずなので、見聞きするものごとに抱く違和感の気配、他人につぶやくことのない疑念や不可解さを、物や生き物が持つシンボリック性やイメージを介することで解釈を試みています。
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