Techno Synesthesia: Four Seasons / Withering Tulips / Mystic Chord
制作年: 2018
素材・技法: 映像・ビデオ
サイズ: 1280x720
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2018
- 素材・技法
- 映像・ビデオ
- サイズ
- 1280x720
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- Kenji Kojima Online Edition Videos (Public 1280x720) under Creative Commons License (CC BY-NC-ND 4.0).
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 映像
- スタイル
- デジタル
Work Details
テクノ共感覚:四季 / 枯れたチューリップ・神秘音階
作者のサイト(http://kenjikojima.com/)で作品ビデオを見ることも、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下、オンライン版を自由にダウンロードすることもできます。作品は「枯れたチューリップ 3作(神秘音階、全音音階、12音階)」のひとつです。
プロジェクト「テクノ共感覚:四季(生態系は宇宙船地球号を巡る)」はエコシステムである季節の移り変わりをビジュアル・コンセプトとして、作者が作ったコンピュータ・アルゴリズムで、ビデオ画像の視覚データを音階に変換して音楽を演奏し、思考実験の3次元時空間ポイントを視覚化します。作品形態はビデオですが「プログラムが処理している動きをビデオ・キャプチャーした作品」と言えます。
これは視覚と聴覚は互いのアート感覚を生じるかという、20世紀始めの画家カンディンスキーや、作曲家スクリアビンの共感覚の問いを、21世紀のテクノロジーで問い直す作業です。人間の機能拡張を科学技術で実現するサイボーグのように、人類の急激な「進化」の実験アートとも言えます。コンピュータ・データのバイナリー(0,1)を、ひとつの感覚データから他の感覚データのフォーマットに変換してみるというのが、このプロジェクトの基本的なアイディアです。別な言葉で表現するとバイナリーが、アート表現のマテリアルとも言って良いでしょう。
このプロジェクトはテクノロジーの進化による、バクミンスターの「宇宙船地球号」や、マーシャル・マクルーハンの「メディアはメッセージ」の21世紀的解釈でもあって、ウェブ上にあるコンピュータのデータ作品は、コピーされても、ダウンロードされても、デジタル作品の機能内という思想に立っています。
ビデオ画像は膨大なデータを含有しているので、アルゴリズムは画像を84のグリッドに分割し、一定サイクルで明暗差の大きな上位5カ所のデータを、音階に変換してコンピュータ・ピアノで演奏をします。同時にアルゴリズムは、音階データ採取箇所のXY点から線を引き、時間をZ軸として記憶します
ビデオは最後にすべての音階採取箇所を結んで、2次元(X,Y)ドローインを描き、各ポイントで記憶した時間(Z)を加え、3次元ワイアを作成して360度回転させます。思考実験の描画は、時空間ポイントの存在を視覚化します。
アルゴリズムを平坦な英語で表現
The Algorithm in Plain English
play video
make 84 grids on the video image
get color data of grids of the first video frame
repeat in every second until the video ends
get color data of the current video frame
compare color data of the last and current grid data
convert 5 top different grid color data to musical notes
play scaleFilter( the musical notes ) by midi piano
draw lines of the top 5 grid XY-locations
put XY-locations and the current time for Z into SpaceTime
end repeat
draw all 2D points of SpaceTime
draw 3D SpaceTimeDrawing turn 3D SpaceTimeDrawing 360 degrees
fade 3D SpaceTimeDrawing
この作品は以下のエキジビションで展示されました。
予定:FILE SAO PAULO 2020, Sao Paulo, Brazil
2019 The Williamsburg Art & Historical Center, New York, USA
2019 The Paadmaan Video Event 2019 in Tehran, Iran.
2019 Traverse en Chine, Beijing, China & Yinchuan, China
2019 The Rencontres Traverse Vidéo XIII, Toulouse, France
2019 MADATAC X New Media Arts Festival, Madrid, Spain
2018 4th Gunung Sunda Festival 2018, Sukabumi, West Java, Indonesia
Artist
LiveCodeプログラマー・アーチスト
日本生まれ。1990年代ニューヨークでコンピューターを使用した、知覚・認識・時間の関連を探求するアートを開始。20世紀の主な作品は、ニューヨーク市ニューミュージアム(Rhizome)にアーカイブ。2007年画像データをアルゴリズムで音楽変換するアプリ「RGB MusicLab」を開発。福島原発事故の報道写真を音楽に変換した「コンポジション福島2011」は、アートビデオ・ケルンのコレクションに。2014年ビデオの時間軸の画像データを音楽変換をする「Techno Synesthesia」を開始。プロジェクトは、ニューヨーク市の個展、世界各地のメディア・フェス(ヨーロッパ・ブラジル・アジア)で展示。
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ビデオ作品は作者のサイト(kenjikojima.com)から、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスの下自由にダウンロードできます。作者は物質を扱うアートを作成しません。アートワークの物質的価値と、お金との交換を望んでいないからです。KOJIMAのアート活動と理念に共感してご支援いただけたら、今後の作品制作のため大切に使わせていただきます。