Tabula Rasa
制作年: 2023
素材・技法: 木綿・コットン
サイズ: 350 × 100 × 100 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2023
- 素材・技法
- 木綿・コットン
- サイズ
- 350 × 100 × 100 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- 所蔵:金沢美術工芸大学
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 工芸・陶芸
Work Details
「Tabula Rasa」(2023年)は人類の原始的な価値や生の在り方を示した作品である。世界各地で文明が起こり、そこにはどこであっても共通して言葉や生活品、美術があったように、今では境界の多い人類にも、共通してもつ価値観があると考えている。その価値観を作品に反映できれば、あらゆる境界は払拭され、鑑賞者は皆、作品の純粋な美しさを感じることができる。そして作品、私(作家)、鑑賞者は互いにフラットに繋がることができると考えた。
この作品では、土を用いて糸を染めることにより、本来、それ自体、私たちの生活に密接に関わる素材である布に、さらに明示的に人の営みの土着性という意味を加えた。そして、それらの糸を織りとして交差させ1つのオブジェとして造形表現することで、人、あるいは人の営みの根底で共通する、原始的な力強さを持つ美の探求を試みた。今回は金沢市内の土のみを使用しているが、これはこのプロジェクトを、自身の身の回りの環境から広げていきたいと考えたからである。この土は金沢市小池町にある、元々さつま芋の室として使用していた穴の赤土を使用した。
交差させる技術として、組織構造を用いたことで、造形の重なりはより複雑になり重層化していく。これは、現代社会の複雑で錯綜した環境・構造を表現したものである。他方、全体の造形表現では、糸の持つ有機的な線の美しさを強調する形態を模索した。これは、自身の身体をモチーフとすることで、見る・見られる事による性的搾取への疑念を表現し、鑑賞者からかけられる言葉による自身の気持ちの変化によって、自身のセクシャリティを見直すことを目的とした試みである。赤土を使用して糸を染めているのも、身体的な印象を持たせることを意図したものである。
Artist
染織アーティスト
2000 静岡県清水市(現静岡市)生/金沢美術工芸大学 美術工芸研究科 工芸専攻 修士課程 2年に在籍
布の組織構造に関心があり、そこに世界との相似性を見て、織りや編みで造形表現している。
2000 Born in Shimizu City (now Shizuoka City), Shizuoka Prefecture / enrolled in the 2nd year of a master's program in the Department of Crafts, Kanazawa College of Art
Interested in the structure of cloth and its similarity to the world, she weaves and weaves to create figurative expression.



ご関心をお寄せくださりありがとうございます。今後も邁進して参ります。