かつての木漏れ日
制作年: 2024
素材・技法: キャンバス, 油彩
サイズ: 24.2 × 33.3 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり

About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- キャンバス, 油彩
- サイズ
- 24.2 × 33.3 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- kemono gallery
- 発送元地域
- 宮城県
- 発送までの日数
- 2~3日
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 動物, ファンタジー, 半抽象, 抽象, 日常
Work Details
かつての木漏れ日
自宅の周りは分厚い矢竹の林で囲まれていた。
かつてそこは、私達にとって格好の遊び場であり、秘密基地であった。
私の地元では、矢竹は手軽に手に入り、強度や使い勝手の良さから漁具や、農具として多用されていた。
もちろん遊び道具としても優秀で、弓矢であったり豆鉄砲(実際には豆ではなく、ジャノヒゲという青い実を付ける草の実を使っていた。)なんかが、難なく子供でも作れた。
祖父は、土地神様に奉納する幣束を刺すためにも、この矢竹を30cm程に切ったものを使っていた。
そして、この場所では、本来の目的であろう果樹園の防風林として機能していた。
矢竹林は、とても身近で重要な存在であった。
分厚い矢竹林の所々に、ぽっかりと開いた獣道らしきものを辿って、林の中に分け入る。
その中は、案外開けていて、落ち葉が何重にも堆積した地面は、ふかふかで寝転がっても痛くないほどであった。そして、背の高い樹々の間からは木漏れ日が差し込み、まるでそこは、外界から隔絶された聖域を思わせるような幻想的な空間であり、そして、どことなく畏怖を感じるような独特で特別な場所であった。
私達は、そこに椅子やら何んかを持ち込んでさらに秘密基地感を出そうと遊んだ記憶がある。
成長するにつれ基地の存在も忘れ、自宅にも寄り付かなくなった自分がいる。
寝過ぎて重たい頭を抱えながら、体を起こし窓から差し込む眩しすぎる陽の光が、急に思い出をひっぱり出してきた。
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Artist
Kemono Painter(kemono graphy)
自然界には不思議な力が存在します。それらは、見えそうで見えないもので、存在が不安定であり、私はそれらを感受し作品を通して可視化させること
を試みています。
自然や神話、目に見えない感覚の世界をテーマに制作しています。
生き物を独自の視点で見つめたときに浮かび上がる模様や色——それを「kemonography(ケモノグラフィー)」と名づけ、記録しています。
岩手県・千厩にあるアトリエ兼ギャラリー「けもの」にて制作。
展示やイベント出展を通して、幻想と現実のあわいを描いています。








































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