The Partyー今井祝雄×植松奎二
制作年: 2026
素材・技法: 紙, 写真, ミクストメディア, その他
サイズ: 20.7 × 19.9 × 6.5 cm
エディション: マルチプル
サイン:あり



About the Work
- 制作年
- 2026
- 素材・技法
- 紙, 写真, ミクストメディア, その他
- サイズ
- 20.7 × 19.9 × 6.5 cm
- エディション
- マルチプル
- サイン
- あり
- クレジット
- Courtesy of +1art
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- +1art
- 発送元地域
- 大阪府または高知県
- 発送までの日数
- 2週間ほど
- カテゴリー
- ミクストメディア
Work Details
今井祝雄、植松奎二、村岡三郎の三人の心臓音とマン・レイのメトロノーム作品《破壊されざるオブジェ》のイメージが刻むリズムによる音のインスタレーション作品「The Party」が、1975年に神奈川県と京都で開催されました。それから約半世紀を経た2026年に、他界した村岡三郎以外のメンバーが再び集い、「The Party 1975/2026」が大阪の+1artで開催されました。
本ボックスセットは、この機会に+1art 企画の《Soft hope》シリーズのひとつとして制作されたエディションです。未公開の貴重な写真に加え、本展のために制作されたインストラクション(展示指示書)、音響技術協力として加わった藤本由紀夫が会場で録音した音源を収録したUSBメモリーなど、このボックスセットでしか入手できない貴重なアイテムが収められています。
エディション:25点
内容:
❶本ボックスセットについて
❷「The Party」のためのインストラクション(2026)
❸「記録写真ー心電図と案内葉書」(1975)の実物大複製
❹「The Party 1975」会場写真 1
❺「The Party 1975」会場写真 2
❻「The Party 1975」ネガフィルムのベタ焼き
❼「The Party 1975/2026」会場で販売されたパンフレット
16ページ/表・裏表紙+pⅠ~pⅫ
執筆:大槻晃実(芦屋市立美術博物館学芸員)、今井祝雄、植松奎二、藤本由紀夫(音響技術協力)
制作・発行: +1art
❽「The Party 1975/2026」のフライヤー(+1art)
❾会場図面 /ギャラリー16(1975) & +1art(2026)
「The Party 1975/2026」会場で収録した音/ USBメモリ
(2026年4月7日 +1artにて録音 31分30秒 WAV / MP3, 16-bit, 48 kHz sampling)
*BOXケースについて:
作品はsoft hopeシリーズ共通のオリジナルケースに納められています
外寸:H20.7 × W19.9 × D6.5 cm
木製、外側ケース(三方背引出し式)+内箱。
内箱は置き式・壁掛け式のいずれも可。
「The Party」(1975) at kyoto, photo by Norio Imai
1975年、今井祝雄、植松奎二、村岡三郎による《The Party》は、三人の心臓音を録音した音源と、メトロノームが刻むマン・レイ《破壊されざるオブジェ》のレプリカによって構成された、複数のリズムによる共存として発表された。その出発点には、行き先未定の共同行為への信頼があった。完成形や結論を先取りすることなく、まず集い、共に行動してみること。その態度そのものが、空間をひらいていったと言えるだろう。
心臓音は、一人ひとりに固有で、同じものは二つとない自画像のような存在である。同時にそれは、自分を生かしているにもかかわらず、自らの意志では制御することのできない、外部としてのリズムでもある。《The Party》が提示したのは、意味や象徴を読み解くための装置ではなく、 そうした制御不能なリズムに身を置き、「共にある」という状況を引き受ける行為そのものだった。
2026年の再演において、村岡三郎は「不在としての参加者」となる。その不在は欠落ではなく、時間の経過や関係性の変化を可視化するかたちで、この場に関わり続けている。会場の四隅に配置された三つのスピーカーと一台のメトロノームは空間の中心へ向けられ、来場者はそのあいだを巡りながら、複数の時間が重なる拍動を聴く。
本作が目指すのは、過去をそのまま呼び戻すことではない。一つの試みとし て、実際に場をつくり、その中に身を置きながら考えてみること―その未完の思考に加わることが、いまという時代の《The Party》を成立させる。
大槻晃実(ゲストキュレーター、芦屋市立美術博物館学芸員)
Exhibition Information
- 過去の展示
- The Party 1975/2026 今井祝雄+植松奎二+村岡三郎2026.06.10 - 06.21
How to Buy
この作品は購入が可能です。
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Artist
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今井 祝雄
1946年大阪府生まれ、大阪市立工芸高校在学中の1964年初個展のあと吉原治良に師事し具体美術協会参加、翌年会員となる。 1966年に第10 回シェル美術賞1等賞、グタイピナコテカで個展。「第1回草月実験映画祭」(1967)や「現代の空間‘68-光と環境」展などに出品し、映像や光による作品を発表するなど「具体」の新時代を担うメンバーの一人として、「具体」解散の1972年まで活動。その後は写真、映像、音などのメディアを用いた作品を国内外で発表している。2024年には芦屋市立美術博物館で「今井祝雄 長い未来をひきつれて」が開催された。
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植松 奎二
1947年兵庫県生まれ。1969年神戸大学教育学部美術科卒業。同年、ギャラリー 16(京都)で初個展。1974年神戸市文化奨励賞受賞。翌年、当時の西ドイツに渡る。1976年ストックホルム近代美術館にて海外で初めての美術館個展が開催される。1988年、第43回ヴェネチア・ビエンナーレに日本代表として参加。1990年「第12回神戸須磨離宮公園現代彫刻展」大賞受賞。石、木、布、 鉄、ガラスなどを用いたインスタレーションのほか、彫刻、写真、映像、パフォーマンスなどにより、重力・張力・引力といった見 えない力の法則から、世界の構造・存在・関係を知覚させる作品を数多く発表している。


