ゆらゆら
制作年: 2025
素材・技法: 紙, ミクストメディア, その他, 木, 粘土, 真鍮, LED
サイズ: 15.2 × 15.2 × 10.6 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり




About the Work
- 制作年
- 2025
- 素材・技法
- 紙, ミクストメディア, その他, 木, 粘土, 真鍮, LED
- サイズ
- 15.2 × 15.2 × 10.6 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- クレジット
- 作品撮影 ひのと https://www.instagram.com/hinoto_eri
- 額装
- なし
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- オオタ コウキ
- 発送元地域
- 兵庫県
- 発送までの日数
- 2~3日
- カテゴリー
- ミクストメディア
- スタイル
- ファンタジー, 静物, ミニマリズム, アジア
Work Details
「白詩」というコンセプトのもと、ブックエンドとしても箱型ランプとしても機能する特別な作品を制作しました。
文庫本サイズの木箱の中に広がる、真っ白な世界。
扉、窓、ソファ、ランプ、自転車、動物、壊れた帆船、活版印刷機、紙で作られた無数の小さな本―
木材・紙・金属線など、身近な素材から生まれる繊細な造形が、昼は静謐な陰影の美を、夜は温かな光の表情を見せます。
「白詩」とは、言葉ではなく形で綴る詩。
光と陰。対極にあるものが小さな箱の中で静かに調和し、見る者に安らぎと物語への想像をもたらします。
本を読むことが好きだった幼少期、平面の言葉から物語が立ち現れる体験が、この造形世界の原点です。
独学で多様な技法を習得し、試行錯誤の中から生まれた表現。
本棚に並べたとき、言葉で綴られた本と、形で綴られた詩が美しく調和する。
互いを必要とし、支え合う関係性の中で、それぞれの箱は独立した短編でありながら、全体として「白詩」という一つの世界観で繋がっています。
ゆらゆら
薄い紙の膜が、世界を上下に分けている。
境目はあるが、行き来を拒むほど強くはない。
上には、休息の気配がある。
眠りに落ちる直前とも、もう意識が遠のいたあとのようにも思える。
部屋の隅に並ぶ小さな本には、
読まれた記憶と、まだ開かれていない時間が、同じ白さのまま重なっている。
下には、小さなボートが浮かんでいる。
白紙が広がる湖面の上で、岸も行き先も示されないまま、ただ漂っている。
それは旅の始まりのようでもあり、眠りの奥でまだ続いている旅のようにも見える。
灯りは静かに働き、どちらか一方の層だけを、そっと浮かび上がらせる。
上が照らされれば、下はまだ夢の側に沈み、下が照らされるとき、上の部屋は遠い記憶のように影へ溶けていく。
光は導かず、ただ、いまの状態を、そのままに保つ。
夜に近い時間。
この風景を日常に重ねると、眠りの向こう側で静かな水面を渡っているような気配が、夢とも現実とも言い切れないまま、
その余韻だけが部屋に残る。
【移り変わる景色】
背面の2つのスイッチで、灯りの印象を切り替えることができます。
昼と夜で異なる影が生まれ、物語の深度が変わっていくような鑑賞体験をお楽しみください。
展示風景
【木箱について】
本作のための木箱は、日本の伝統技法「指物(さしもの)」で制作しています。
釘を一切使わず、木材同士を精密に加工して組み合わせる技法で、凹凸がぴたりと噛み合うことで、美しく強度のある箱が生まれます。
この“静かに組み上がる箱”そのものも、作品世界を支える大切な要素です。
木箱を指物で組み上げる過程や、内部の小さな世界が形づくられていく過程、展示風景、点灯時の光の動きなどをまとめた動画をYouTube(@koki_ota)にて公開しています。
【木箱について】
本作のための木箱は、日本の伝統技法「指物(さしもの)」で制作しています。
釘を一切使わず、木材同士を精密に加工して組み合わせる技法で、凹凸がぴたりと噛み合うことで、美しく強度のある箱が生まれます。
この“静かに組み上がる箱”そのものも、作品世界を支える大切な要素です。
木箱を指物で組み上げる過程や、内部の小さな世界が形づくられていく過程、展示風景、点灯時の光の動きなどをまとめた動画をYouTube(@koki_ota)にて公開しています。
《白詩》の作品は、身近でありながら、時間とともに呼吸する素材たちを中心に構成しています。
木、紙、金属、ガラス、そして灯り。
どれも強く主張するためではなく、静かに「在ること」を支えるために選ばれています。
■ 木材
作品の土台となる木箱やベースには、耐久性と安定性を考慮した木材を使用しています。
切り出し、研磨し、表面の角を柔らかく整えることで、内部の静かな世界を包み込む“器”としての役割を持たせています。
木という有機的な素材は、わずかな伸縮や質感の温度感を内包し、無機質ではない「生きている枠」として、作品の呼吸を支えます。
■ 紙
白い立体の多くは、紙を重ね、削り、削ぎ落としながら形にしています。
紙は軽く、脆く、しかし、重なり続けることで密度と存在感を宿す素材です。
“言葉になる前の気配”をかたちにするため、紙の質感や繊維の密度、光の吸い込み方まで一つひとつ確認しながら制作しています。
昼の光では白さの中に微細な影が浮かび、夜の灯りでは柔らかな輪郭へと変わります。
■ 金属線
細部の構造や微細な造形には、金属線を用いています。
軽さと強度を両立させるための骨格として働く一方、見えない内部の支えとして“存在の静けさ”を裏側から保つ役割を持ちます。
必要以上に主張せず、形の影に溶け込む素材として扱っています。
■ ガラスドーム・アクリル窓
一部の作品はガラスドームや透明板によって覆われています。
これは内部を守るための保護であると同時に、「静かな世界をひとつの物語として封じる」という意味も担っています。
外界との境界としての透明な膜が、内部の静けさを際立たせます。
■ 灯り(LED・電池仕様)
作品によっては、内部にやわらかな灯りを組み込んでいます。
強い照明ではなく、影を壊さない微かな光。
夜の静かな時間に寄り添えることを前提に、発熱の少ないLEDを採用し、優しい暖色を選んでいます。
電池式を基本とし、生活空間で無理なく扱える仕様としています。
■ 素材選択の考え方
・身近でありながら、物語を内包できる素材
・光と影の揺らぎを受け止められる質感
・長く寄り添える現実的な耐久性
・“華美ではなく、静けさを支えるもの”
それぞれの素材は、装飾ではなく「意味を支える骨格」として存在しています。
完成した作品は、一つのものとして閉じられるのではなく、見る人の記憶や感覚によって、静かに続きを呼吸し続ける存在であってほしいと考えています。
【木箱について】
本作のための木箱は、日本の伝統技法「指物(さしもの)」で制作しています。
釘を一切使わず、木材同士を精密に加工して組み合わせる技法で、凹凸がぴたりと噛み合うことで、美しく強度のある箱が生まれます。
この“静かに組み上がる箱”そのものも、作品世界を支える大切な要素です。
木箱を指物で組み上げる過程や、内部の小さな世界が形づくられていく過程、展示風景、点灯時の光の動きなどをまとめた動画をYouTube(@koki_ota)にて公開しています。
《白詩》の作品は、身近でありながら、時間とともに呼吸する素材たちを中心に構成しています。
木、紙、金属、ガラス、そして灯り。
どれも強く主張するためではなく、静かに「在ること」を支えるために選ばれています。
■ 木材
作品の土台となる木箱やベースには、耐久性と安定性を考慮した木材を使用しています。
切り出し、研磨し、表面の角を柔らかく整えることで、内部の静かな世界を包み込む“器”としての役割を持たせています。
木という有機的な素材は、わずかな伸縮や質感の温度感を内包し、無機質ではない「生きている枠」として、作品の呼吸を支えます。
■ 紙
白い立体の多くは、紙を重ね、削り、削ぎ落としながら形にしています。
紙は軽く、脆く、しかし、重なり続けることで密度と存在感を宿す素材です。
“言葉になる前の気配”をかたちにするため、紙の質感や繊維の密度、光の吸い込み方まで一つひとつ確認しながら制作しています。
昼の光では白さの中に微細な影が浮かび、夜の灯りでは柔らかな輪郭へと変わります。
■ 金属線
細部の構造や微細な造形には、金属線を用いています。
軽さと強度を両立させるための骨格として働く一方、見えない内部の支えとして“存在の静けさ”を裏側から保つ役割を持ちます。
必要以上に主張せず、形の影に溶け込む素材として扱っています。
■ ガラスドーム・アクリル窓
一部の作品はガラスドームや透明板によって覆われています。
これは内部を守るための保護であると同時に、「静かな世界をひとつの物語として封じる」という意味も担っています。
外界との境界としての透明な膜が、内部の静けさを際立たせます。
■ 灯り(LED・電池仕様)
作品によっては、内部にやわらかな灯りを組み込んでいます。
強い照明ではなく、影を壊さない微かな光。
夜の静かな時間に寄り添えることを前提に、発熱の少ないLEDを採用し、優しい暖色を選んでいます。
電池式を基本とし、生活空間で無理なく扱える仕様としています。
■ 素材選択の考え方
・身近でありながら、物語を内包できる素材
・光と影の揺らぎを受け止められる質感
・長く寄り添える現実的な耐久性
・“華美ではなく、静けさを支えるもの”
それぞれの素材は、装飾ではなく「意味を支える骨格」として存在しています。
完成した作品は、一つのものとして閉じられるのではなく、見る人の記憶や感覚によって、静かに続きを呼吸し続ける存在であってほしいと考えています。
How to Buy
この作品は購入が可能です。
¥60,000
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Artist
美術家
「白詩」をテーマに、言葉になる前の静けさや気配を、光と影の景色として形にしています。
作品はオンラインストアを中心に販売しています。
https://koki-art.jp
2026年 出展予定
7月 大阪ranbu (企画展)
10月 山口 (企画展)
12月 東京 (企画展)・軽井沢(個展)

































今後の作品制作費のため、ご支援いただいたお金は大切に使わせていただきます。