HERE
制作年: 2019
素材・技法: アルミニウム, その他
サイズ: H350 x W350 x H350 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2019
- 素材・技法
- アルミニウム, その他
- サイズ
- H350 x W350 x H350 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- クレジット
- Concept : Hideki Yoshimoto Lead Industrial Design : Massimo Marolda Engineering : Hideki Yoshimoto + Edward Slater Production Partner : Asylum Models and Effects
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
- スタイル
- ロマンティック, デジタル
Work Details
スイス・ジュネーヴにおいて開催された世界的な高級時計サロン「SIHH (Salon International de la Haute Horlogerie) 」において、Hermèsのアトリウムのインスタレーションと、ブース内外の計16のウィンドウ・ディスプレイをデザイン・制作。本作はそのメインとなったスカルプチャー。
直径3.5mの、ゆっくりと回転する「地球」は、古くなった太陽電池から切り出した20,480個ものタイルで覆われています。工場に放置されていた古い太陽電池は、このアート作品として第二の使命を得て、地球を表現するにふさわしい、複雑な青みを与えてくれています。また、この地球の背後の壁面は全面が発光しており、これは太陽を表しています。
Hermèsとの最初の打ち合わせは、2018年6月でした。スイスのオフィスで渡されたリクエストは、新作時計「Arceau L'heure de la lune」にちなんだ「Double Moon」と、2019年の年間テーマにちなんだ「Dream」の、2つの言葉のみ。それを起点に、巨大な展示ブースのディスプレイ全てをデザインして欲しいということでした。
新作時計「Arceau L'heure de la lune」における「Double Moon」とは、時計の文字盤に描かれた月を表していますが、これは文字通りの2つの月という意味ではなく、北半球と南半球から見える2つの月の見え方を表しています。それを聞いた瞬間に頭を過ぎったのが、阿倍仲麻呂の和歌でした。
天の原 ふりさけ見れば
春日なる 三笠の山に 出でし月かも
天に昇る月を見て、あの月はかつて故郷で見た月と同じ月なのだと詠んだこの和歌を思い返して気づいたことは、時間や空間を隔てて同じ月を見て、あの時、あの場所、あの人のことを想うことこそが、「Double Moon」の真髄だということです。そして、この人類史上の全ての人間が同じ月を見上げてきたこの地球という場所こそ、作品の中心にふさわしいと考えました。この惑星、この場所、この歴史に想いを馳せて、インスタレーションは「Here」と名付けました。
Artist
Design Engineer
1985年生まれ、和歌山県出身。2008年東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業、2010年同大学院修士課程を修了。2016年英ロイヤル・カレッジ・オブ・アート博士課程を修了。同時にロンドンにてTANGENT(タンジェント)を設立。
2013年初代LEXUS DESIGN AWARDグランプリ受賞、他多数。2019年にはエルメスの大型インスタレーションを手掛けたほか、グローブ・トロッターの新シリーズ「エアロ」のデザイン・エンジニアリング・ディレクターを務めた。工学、デザイン、アートと、領域を超えた活動を展開中。
























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