A bunch of steel bananas
制作年: 2012
素材・技法: 鉄
サイズ: 38.5 × 27 × 8.5 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定

About the Work
- 制作年
- 2012
- 素材・技法
- 鉄
- サイズ
- 38.5 × 27 × 8.5 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- TEZUKAYAMA GALLERY
- 発送元地域
- 未設定
- 発送までの日数
- 未設定
- カテゴリー
- 彫刻
- スタイル
- 静物
Work Details
これまで茶室に存在する全てのものを鉄で制作した茶室「徹亭」が2013年岡本太郎賞を受賞するなど、鉄という素材にこだわって作品を生み出す加藤智大。初めて彼の作品と出会った時の衝撃が今でも忘れられない。それは今も変わらず、我々に常に新たな興味を抱かせてくれる。これこそ永くアーティストと関わる楽しみの一つである。
この”A bunch of steel bananas”は鉄で鉄じゃないものを作るミミッキングシリーズの一つである。一見スッと部屋にとけこむ様相であるが、このバナナ3本の房は中空ではなく無垢で出来ていてずっしりと重い。
台座とカールの根本の溶接部、吊元のフックには得も言われぬ緊張感が漲り、周囲の重力に干渉する。私にとって重要な逸品である。
[ギャラリーから質問]
美術を志す前(幼少期~高校生ぐらいの間)の加藤さんはどんな人だったのか?具体的なエピソードも交えて、回答して貰えると尚良し。
[作家の返答]
1.
興味のある事だけをただひたすらにやるような子供でした。逆に興味のない事はとことんやらず。
そして中学から高校までバスケットボールに勤しんでおりました。ひたすら部活の毎日で、もちろん勉強なんぞは全くやらずに赤点祭。学年最下位を取る事もしばしば。
しかし美術の科目だけは、先生が現役の画家という事もあり授業がとても本格的で楽しく、いつも満点でした。
やがて成績の悪い私にいつも頭を悩ませていた担任との進路相談で「美大行きます!」とその場凌ぎに大見栄を切りました。担任は、美大は専門外なので口を出すことが出来ず。
「加藤は美大だから仕方ないか、、。」という感じで美大受験は不勉強の免罪符となり、口うるさい先生から解放された私はしめしめと授業をサボり、デッサンや落書きをひたすら描いたのでした。
結局今もその性格は全く変わらず、そのまま大人になってしまいました。
2.
私は大学では金属工芸科を専攻していて、大学を出てからようやく現代美術を知る事となり、それが「気付き」となってその領域で制作、発表を始めました。
当時、界隈を覗くとエモーショナルな作品がとにかく多い印象で、工芸、或いは工芸的な作品は亜流であり、居心地の悪さを肌で感じていました。
(或いは被害妄想的に勝手にそう認識していただけなのかもしれません)
その時のコンプレックスがずっと自身の作品の根幹にあるのだと思います。
なので工芸というワードからは距離を置きつつも、自身の「工芸感」のようなものは大切にしているような気がします。それは視覚だけではなく、表面の質感や手触り、重さなど、様々な感覚を意識するという事。ペインティング作品も立体作品も同様の感覚で作っています。説明が難しいのですが「ものつくり的」とでも言いましょうか。
また工程を経て構築的に作品を作る事も特徴の一つかもしれません。
1つの作品を作る上での一連の工程の意味でもありますが、もっと大きな視点での工程も当てはまります。素材の選定や適性、コスト、適切な制作時間など、トライアンドエラーを経てより良くメソッド化する事もとても大事にしています。
ガスバーナーは鉄を熱するのに使う。
熱せられた熔融直前の鉄は赤から黄色に輝き、その間は柔らかくなり展延性が増す。9mmの丸棒ならばペンチで簡単に曲がる程である。
私の鉄の作品に於いて、tig溶接機とガスバーナーは数ある道具の中で最も欠かせない道具である。tig溶接はアルゴンガスをシールドにし、非常に小さい単位で鉄を溶かし、精密な溶接を可能とする。溶接面越しに見る鉄の熔融、熔着、再凝固の一連は艶かしく美しい。
Exhibition Information
- 過去の展示
- LETTERS / ギャラリストからの手紙2020.07.01 - 07.31
How to Buy
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Artist
アーティスト
所属ギャラリー
鉄の美術家です。
鉄という素材を軸に、現代社会に様々にある”境界”を探ることを目的として彫刻、絵画を中心に作品を制作しています。
1981年 東京生まれ
2006年 多摩美術大学大学院修了
現在 東京都在住




























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