Sediments of Time No.6 花浅葱

制作年: 2025

素材・技法: キャンバス, アクリル, ミクストメディア

サイズ: 45.5 × 27.3 × 4 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:あり

この作品は購入が可能です。

¥165,000

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Sediments of Time No.6 花浅葱
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About the Work

制作年
2025
素材・技法
キャンバス, アクリル, ミクストメディア
サイズ
45.5 × 27.3 × 4 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
あり
額装
相談可
作品証明書
あり
作品の販売元
藤 理沙子
発送元地域
関東
発送までの日数
2週間ほど
カテゴリー
絵画
スタイル
抽象

Work Details

作品のコンセプト・制作意図

この作品は、時間の堆積を描いたものです。
制作の途中段階から「これは何を描いているのか」と自分に問い続ける中で、徐々に見えてきたのは、目には見えない“時間の質感”を可視化することでした。

画面上部の白い余白は、「何も考えていない時間」や「一時的な停止の感覚」を表しています。生産性のない、いわば“空白”のような時間。しかしその無為の時間があるからこそ、全体が調和し、作品として成立している——それは、人生においても同じだと感じています。

中下層のにじみや色の重なりは、濃密で鮮やかに過ぎていった時間の痕跡です。
そして立体的なゴツゴツとした質感は、心を強く揺さぶった出来事や記憶——良くも悪くも深く刻まれた時間の名残です。

その中に配置された金のオブジェクトや金色の断片は、まるで「小石や泥を取り除いた中にわずかに残る“砂金」のような存在です。
すべての時間を鮮明に覚えているわけではないけれど、本当に大切なものは、ごくわずかであっても確かに心に残る。それは、自分なりの価値観、選択、信念——“生き様”として昇華されていくものなのかもしれません。

画面に佇む角張ったオブジェクトは、自然界に潜む「偶然の中の必然」や、「無意識に内包された秩序」を象徴しています。鉱物や天然石に見られる規則的な造形は、混沌とした自然の中に現れる稀有な秩序。その姿に着想を得て、このオブジェクトは、無数の選択や出来事が重なった末に現れる「奇跡のかたち」として作品の中に据えられています。
このオブジェクトの元々の素材は木製キューブです。
切削工具を用いて削り取り、造形されています。

「自然」という主題から派生し、人間を描く。

私が抽象画を描き始めた当初、主題は「自然」でした。
画面に現れるゴツゴツとしたテクスチャーや、絵の具が滲む様な表現は、
私自身の中にある「風景の記憶」や「感覚」を呼び起こすものでした。
しかし製作を続けていくうちに、自然の表現は次第に人間の感情や、
時間、哲学的な問いかけと結びついていきました。
かたちを持たないぼかし、ゴツゴツとした地表。
それらは作品ごとに異なる意味合いを
宿し、その時々の私自身の内面の痕跡を映し出しています。
自然を描くことが、いつしか人間や思想を描くことになっていた。
それが各シリーズに共通して流れています。

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アーティスト

地球の「大地」を彷彿とさせるようなゴツゴツとしたテクスチャーを開発し、作品製作を行う。 題材とするモチーフは「自然」。 自身がどこかで感じ取った自然の風景や物が組み合わさる事により作品が生まれる。 自然を題材に描く事で私たちの在り方を問う。 描くもの、映し出すもの 私が抽象画を描き始めた当初、主題は「自然」でした。 画面に現れるゴツゴツとしたテクスチャーや、絵の具が滲む様な表現は、 私自身の中にある「風景の記憶」や「感覚」を呼び起こすものでした。 しかし製作を続けていくうちに、自然の表現は次第に人間の感情や、 時間、哲学的な問いかけと結びついていきました。 かたちを持たないぼかし、ゴツゴツとした地表。 それらは作品ごとに異なる意味合いを 宿し、その時々の私自身の内面の痕跡を映し出しています。 自然を描くことが、いつしか人間や思想を描くことになっていた。 それが各シリーズに共通して流れています。 理工系大学卒業後、メーカーの技術職系総合職に勤務。社会人向け油絵教室に通ったことをきっかけに絵画製作を開始。 2021年にアーティスト活動を本格的に開始する。 活動開始直後は物体を見たまま描く具象絵画を中心に製作し、グループ展への出展や店舗壁画製作の受注を行うなど活動の幅を広げていった。 2023年に作風が抽象画へと変化。 「時が止まったかの様に思えた美しい自然」をモチーフに作品製作を行い、自然を通して自己の在り方を問い続ける。

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最終更新日
2025.08.28
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