3号以下の原画です。
藤 理沙子
アーティスト
アーティスト
地球の「大地」を彷彿とさせるようなゴツゴツとしたテクスチャーを開発し、作品製作を行う。
題材とするモチーフは「自然」。
自身がどこかで感じ取った自然の風景や物が組み合わさる事により作品が生まれる。
自然を題材に描く事で私たちの在り方を問う。
描くもの、映し出すもの
私が抽象画を描き始めた当初、主題は「自然」でした。
画面に現れるゴツゴツとしたテクスチャーや、絵の具が滲む様な表現は、
私自身の中にある「風景の記憶」や「感覚」を呼び起こすものでした。
しかし製作を続けていくうちに、自然の表現は次第に人間の感情や、
時間、哲学的な問いかけと結びついていきました。
かたちを持たないぼかし、ゴツゴツとした地表。
それらは作品ごとに異なる意味合いを
宿し、その時々の私自身の内面の痕跡を映し出しています。
自然を描くことが、いつしか人間や思想を描くことになっていた。
それが各シリーズに共通して流れています。
理工系大学卒業後、メーカーの技術職系総合職に勤務。社会人向け油絵教室に通ったことをきっかけに絵画製作を開始。
2021年にアーティスト活動を本格的に開始する。
活動開始直後は物体を見たまま描く具象絵画を中心に製作し、グループ展への出展や店舗壁画製作の受注を行うなど活動の幅を広げていった。
2023年に作風が抽象画へと変化。
「時が止まったかの様に思えた美しい自然」をモチーフに作品製作を行い、自然を通して自己の在り方を問い続ける。