多義的現象に在る〈光〉の質感 - 黄昏の空 #02
制作年: 2024
素材・技法: アクリル, キャンバス
サイズ: 22.7 × 15.8 × 1.7 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:未設定





About the Work
- 制作年
- 2024
- 素材・技法
- アクリル, キャンバス
- サイズ
- 22.7 × 15.8 × 1.7 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- 作品の販売元
- 志水みかん
- 発送元地域
- 山形県
- 発送までの日数
- 展示会終了後、約2週間
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 半抽象, ファンタジー
Work Details
目の前に映る対象は、相反する意味も生まれうるほど、いくつもの意味を重ねて存在しています。その中に私たちは焦点をどこに当て、何を見出しているのでしょうか。認識対象は一視点では現れない、異なる姿を現します。複数の印象を捉えた時、それは直面する存在や事象の許容範囲を拡張しうるでしょう。
夕暮れ時の景色をモチーフに「光の質感」を表現しています。
〈 時間軸さえ見失わせる 〉夕暮れの景色に、私はたびたび心を奪われます。日々多様な色彩が広がり、刻々と移ろう光の中、植物は光へ融け出すように見える。モノの内部は次第に不明瞭になり、影絵のように変化してゆく。しかし興味深いことに、最後まで残る輪郭は、それが本来何であるかを確かに予感させます。この現象は、世界をどう理解しているのかを問いかけているようです。
脳科学と哲学の観点から、世界の認識は「クオリア」「認識作用」「言語的分類」という3つの要素で構築されます。私はこれらの要素が〈層のように重なり合って〉世界が捉えられていると考察し、認識世界の多層構造に着目しました。
私は「輪郭」を「言語的分類による境界線」の象徴として捉え、モチーフ内部の不明瞭な表現と、意識に残る輪郭との対比を用います。透明素材による重層構造に、光の反射や偏光顔料による色彩変化、偶発的なテクスチャを含めることで、焦点の当て方次第で異なる姿が現れることを意図しています。
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Artist
アーティスト
2025 東北芸術工科大学 大学院 芸術文化専攻 絵画研究領域 修了
夕暮れ時の光に潜む「時を見失う瞬間」に魅了され、「光の質感」をテーマに制作。日々異なる色彩を纏う夕空の下、刻々と移ろう光はモノの輪郭を残しながら内部を曖昧にし、存在の捉え方を問いかける。
脳科学・哲学的視点から認識の多層構造に着目し、「輪郭」を「言語的境界の象徴」として捉える。雲母や偏光顔料を混ぜ込んだ高透明な層を幾重にも重ね、展示空間の光との共鳴により、鑑賞時刻や視点に応じて変化する画面を構築。この光の変容が、モチーフ内部の曖昧な現れと明確な輪郭の対比を生み出し、ひとつの世界に潜む多様な見え方を提示する。







































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