新しく作品を販売開始しました。
「SWELLED CITY#77」
クッションのような形状で半立体的な作品です。実際にふわふわしています。
詳細は作品ページより、ご覧ください。
感想もお聞かせいただけると嬉しいです。
水野 魔利枝
アーティスト
アーティスト
1987 年 京都市出身。
スマホで撮影した写真をもとにデジタルコラージュした画像をデジタル捺染/シルクスクリーンで布に落とし込み作品を制作。京都在住。
私の作品は、スマートフォンで撮影した街の風景やディテールを素材に、デジタルコラージュでまず画面を制作します。その制作した画面をテキスタイルに落とし込み、造形作品を創り出しています。
スマートフォンで撮影する写真は、特定の国や場所に限定されるシンボル的なモチーフではなく、日常生活の中で見過ごされがちな何でもないディテールを捉えることに焦点を当てています。 街であればどこにでも普通にあるような電線や配管、ダクトや草が伸び放題のプランターなど特別美しい風景ではなく人の生活経過、時間が見える既視感のある風景を身近なツールであるスマホで収集しています。
日々撮り溜めている時間も場所も違う写真を、一つのフラットな風景へデジタルコラージュで再構築していきます。デジタルコラージュする理由は写真(事実)を生のまま切り出し、再構成することで事実であって事実でない同じ空間時間を共有した「実際に在って実際には無い風景」を作り出せるからにあります。
「実際に在って実際には無い風景」は記憶のような存在であり近くて遠く、懐かしさと新しさが共存する誰もが知っていて知らない風景であり誰しもに内在すると考えます。
画面は布へと移され、外界の風景をインテリアや洋服などの室内に存在するプロダクト的な造形や衣類などの身に纏うものになり、外の風景を身の回りに取り込みます。
外の世界を内に持ち込む。
外界と内部の境界線を曖昧にし世界がフラットであることを強く意識しています。