私は「見る」というシンプルな行為へ立ち返るための抽象表現を探求しています。物語や既視感のあるイメージを削ぎ落とすことで色と形を固定された意味から解放し自由に存在させています。
子どもが世界を最初に体験する感覚に着想を得て「何かを表す絵」ではなく「開かれた空間」としての絵画を制作しています。色と形の関係性に焦点を当てた作品を通じて鑑賞者が静かに自分自身と向き合いダイレクトで感覚的な体験をすることを願っています。
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きりぬきシリーズ – りかいとは
部分的な情報と構造の理解が重なったとき、対象の全体は本質的に把握される。
すべてを直接的に見ていなくても、その理解は成立する。
このシリーズでは、切り取られた断片と、抽出された構造とを同時に提示する。
個人的な記憶や印象としての情報と、全体を支える枠組みとが結びつくことで、認識は対象の全体へと到達する。
例えば本において、印象的な一節を覚えている状態と、目次のような構造を把握している状態が重なったとき、その本筋を理解していると言える。
メインシリーズと同一のタイトルを持ち、同じ起点を共有しながら、「理解が成立する状態」そのものを扱っている。
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Give (clipping series - understand)/ あたえる (きりぬきシリーズ - りかい)
2023
72.7 x 60.6 x 2 cm/ 28.6 x 23.8 x 0.8in
Acrylics on canvas
作品細部/ Detail of artwork
https://youtu.be/CmV4O7aReEU?si=ehZ__37zrWx9Jgxr





























