奈良県天川村で生まれ、今もそこで活動する現代美術家:赤井正人の木彫です。地元で手に入る大きな木材を彫刻し、彩色した後、多くの作品は火に焚べられ表面が炭化して黒くなっています。この作品は小さな作品ですが、特異な存在感を持つ木彫です。この作品は火で焼いておらず、桑の木肌の個性が強く出ています。
赤井 正人
アーティスト
アーティスト
1981 奈良県吉野郡天川村生まれ
2003 奈良芸術短期大学専攻科修了
個展
2020 うつせのほ/Gallery OUT of PLACE TOKIO, 東京
2017 ことよのほら/Gallery OUT of PLACE NARA, 奈良
2017 つかもりのめ/画廊飛鳥, 奈良
2008 雪梁舎フィレンツェ賞展, 新潟
2006 内なる者の眼/喜多美術館, 奈良
2005 レスポワール展/銀座スルガ台画廊, 東京
奈良、和歌山、三重に連なる紀伊山地の山々には、古来より神が棲まう地として崇められてきました。約1300年前、大陸からの思想が入り桃源郷や仙境のとも言われ、人々の信仰の対象となり、今もなお、その信仰は続いています。私は、信仰の対象となる山々で遊びまた学ぶ中で、いつしか画家を志し太古から続く山々で起こる人々の現実、幻想に目が行きそれを描くようになりました。山で棲まう者の生活、山を行き交う様々な人々、語り継がれる神話、民話、歴史、現代における山での問題、環境変化 、ハイスピードで進む現代社会。画家の視点から現代に起こる物事を見つめ、また時にはそれら全てに背を向け考えています。現代に生きる画家として、ただ山に生きる一人の人間として、何が出来るのか模索したいと思っています。