祖母が作った夜ご飯

Year: 2025

Material/Technique: Oil, Canvas

Size: F10

Edition: Unique

Signed:Not Included

祖母が作った夜ご飯

About the Work

Year
2025
Material/Technique
Oil, Canvas
Size
F10
Edition
Unique
Signed
Not Included
Frame
Not Included
Work Certificate
Not Included
Category
Painting
Style
Quiet

Work Details

作品タイトル・コンセプト

祖母が作ったご飯

2025

oil on canvas

F10

4年間大学へ通うために広島に住んでいたことがある。

祖母は欠かさず仕送りをしてくれた。いつも野菜やお米を段ボールに詰めて送ってくれた。

一人でいても家族という関係は繋ぎ止められていると思った。

そんな一人暮らしも最初は寂しい気持ちもあったが慣れてしまうと親や兄弟、祖父母のことに無関心になっていった。

ふと仕送りが来て、祖母から電話がかかって来るとなんだか申し訳ない気持ちになった。

そしてこのように肉親に無関心になっていきついには最後に涙すら流さないのではないかと思ってしまったのである。

それは実家に帰ってきてからも不意に頭によぎることがある。

自分のことを優先するあまり忘れてはいけないことを忘れてしまったのではと思う。

勿論家族を失うことは怖いが、本当に大事に思っているのか頭の中で自分の命と天秤にかけてみると自信がなくなってくる。

祖母は毎日朝昼晩とご飯を作ってくれる。祖母はなぜこんなにも家族のために尽くそうと思えるのだろうか。

私はこんなにも家族に対しての感情が欠落しているのにそんなにも気にかけてくれるのだろうか。

作ってれたご飯を目の前にふと家族とはという問いが頭をよぎる。

Artist

執行浩暉
✔︎

執行 浩暉 画家 2001年佐賀県に生まれ、2026年佐賀県在住。 2020年に広島市立大学芸術学部美術学科油彩専攻に入学、2024年卒業。 主に油彩を用いた絵画を制作しており、最近は主に自画像制作を軸としながら絵画や社会における人間の醜い部分への捉え方について研究している。 執行 浩暉 画家 2001年佐賀県に生まれ、2026年佐賀県在住。2020年に広島市立大学芸術学部美術学科油彩専攻に入学、2024年卒業。卒業後は実家である佐賀で絵の講師をしながら制作を行なっている。 小さい頃から西洋絵画や仏像を好み、その影響でマテリアルの表情や平面イメージの触覚値的価値に傾倒し、写実的な表現から抽象表現まで様々なモチーフやマテリアル、手法を試しながら、イメージとものが重なり合う表現を目指して制作を行なっている。 主に油彩を用いた絵画を制作しており、最近は自画像制作を軸としながら絵画や社会における人間の醜い部分への捉え方について研究している。またアルミ板などを用いたスタディの制作や他者を描くと題した写実的な描写でものを描くシリーズも行なっている。 「After Pink」と「YSAC」というアートグループの一員である。「After Pink」では大学の時に参加した「Pink de tea time」というアートプログラムのメンバーを軸に展示やデイスカッションなどを行っている。「YSAC」では人と人との間のコミュニケーションや認識を軸とした実験や作品制作を行なっている。

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Last updated date
03.09.2026