犬張り子 -無景都市- mono wires
Year: 2020
Material/Technique: Aluminum, Others
Size: H300 W300 D150mm
Edition: Unique
Signed:Not Set

About the Work
- Year
- 2020
- Material/Technique
- Aluminum, Others
- Size
- H300 W300 D150mm
- Edition
- Unique
- Signed
- Not Set
- Credits
- courtesy of Akira Yoshida and YUKARI ART
- Frame
- Not Included
- Work Certificate
- Not Set
- Category
- Sculpture
- Style
- Animal
Work Details
「犬であり張り子である」
日本の伝統工芸品、犬張り子にそのような意味を重ね、現代日本に対するアイロニーを込め作品としています。
伝統工芸品をモチーフにすることで、日本という土地性を視覚的に想起させつつ、「日本は(軍事、経済、文化的に)アメリカの犬であり、ただの張り子である」といった、現代の日米の関係を織りこみながら作品化することで、現代の日本を切り取る作品を成立させることが出来るのではないかと考え、犬張り子シリーズを継続して制作してきました。
しかし、犬張り子を作り続けるうちに、「自分が感じている"現在"をより感覚的にすくい取り作品化したい」と考えるようになりました。
現代性を織りこむために用いていた日米の関係という社会的、政治的な視点から離れ、自らが暮らす東京という都市をモチーフとして現代性を獲得しようという試みとなります。
張り子を「表面だけの虚しい造形」と考え、その造形に現代の都市風景を重ね合わせることで、自分が感じている「現在の東京の姿」をすくい取ることができるのではないかと考えています。
犬張り子に自ら東京を歩きながら撮影した画像から図柄をおこしてペイントし、周囲が映り込むまで磨き上げて作品としています。
日本の伝統工芸品と、現代の東京の風景、表面だけの虚しい造形、それらを組み合わせ作品化した「犬張り子 -無景都市-」 という新シリーズの1作品目となります。
Exhibition Information
- Past Exhibitions
- ユカリアート ミニ 第7弾 吉田朗 Vol.208.03.2020 - 11.14
Artist
アーティスト
1976年、神奈川県生まれ。(読み:よしだあきら)2002年、多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。 主にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を素材とした立体にエアブラシで繊細なペイントを施した作品を制作。現代社会が抱える問題や矛盾を風刺的、かつ優美に表現する。彼の作品は一見親しみやすくポップで美しいが、そこにはいつも観る者をドキリとさせるようなアイロニーが込められている。作品のビジュアルと描かれているテーマの強烈なギャップが吉田作品の魅力だ。職人並みの細かい手仕事を得意とし、特に作品表面に施すエアブラシによるペイントはプリントと見紛うほど精巧。香港最大の鉄道会社「MTR」の City One(第一城)駅に作品が常設展示されている他、日本一の宝くじ売り場、西銀座チャンスセンターの招き猫「宝猫」の制作など公共アートの分野でも活躍している。
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犬張り子作品の新たな試みとして2020年よりー無景都市ーシリーズの制作を開始しました。その1作品目となります。
2020年の3月~5月に東京の池袋、高田馬場、新宿、代々木などを歩きながら撮影した画像を元に図柄をおこし、アルミ鋳造したボディにモノクロでペイントしています。
私はFRP(ガラス繊維強化プラスチック)やアルミを素材として立体作品を制作し、自動車用のウレタン塗料を用いて彩色を行なっております。アトリエ設備や工具、材料等も専門的なものが必要となるため、いただいたStickerはそれらの費用として活用させていただきます。