身体をなくしたモノが、ここに在るために、

Edition: Unique

Signed:Not Set

1 Sticker & 1 Comment
身体をなくしたモノが、ここに在るために、

About the Work

Edition
Unique
Signed
Not Set
Frame
Not Included
Work Certificate
Not Set
Category
Installation
Style
Energy

Work Details

東京芸術大学大学院 の修了制作であり、作家として初めてつくった作品です。本作をつくったことを機に制作活動をはじめました。

制作において“体感すること”は、すべての始まりであり、最も重要なプロセスです。その点を探究する「身体シリーズ」は核となるライフワークとして、今後も展開していきます。

以下、作品コンセプトです。

わたしも石も同様に身体を持つ物質である。

それぞれの物質は、自分が持つ身体を通して、他の物質から溢れるモノを吸収する。

同時に体内に蓄積されたモノを放出することで、互いに影響し合っている。

吸収と放出を繰り返す過程で、自分に収まっていたモノが身体から抜け落ちてしまう。

それを本制作では「身体をなくしたモノ」と表現している。

「身体をなくしたモノ」が、この世界に生存するには、新たに代わりとなる身体を探す必要がある。

わたしにとって代わりとなる身体は石であった。

その瞬間の自分と繋がれる石を探していたのは、この為である。

本作では「身体をなくしたモノ」について考察し、彼らが生存し続けるための手段を模索している。

《身体をなくしたモノが、ここに在るために、》 2017 / W3000×H2500mm 紙・鉛筆・木炭・石 To stay here, the soul lost its body need a form 2017 / W3000×H2500mm paper , pencil , charcoal , stone

壁面に絵を展示し、絵のモチーフとなっている石を空間に配置した。

これらの石はすべて自分が過去に拾ったもので、鑑賞者は砂利の上を歩いて鑑賞できる。

ほぼ鉛筆で描いたものを、全面的に木炭で加筆し、個展で再度発表しました。

加筆前

木炭で上から描いて、さらに消して、を繰り返す・・・

《身体をなくしたモノが、ここに在るために、》(加筆) To stay here, the soul lost its body need a form (Correction)
個展「接続 – はじまりの形態」/GALLERY TOMO(京都)/2018

目では見えない“不確かなモノ”。

あらゆる物質の内部には、その“不確かなモノ”が宿っていると感じている。 それぞれの物質に宿る“モノ”たちは、身体の内や外で、生物のように動きまわる。ある時は、身体から抜け出し、別の物質に入り込む。またある時は、互いに融合や解離といった交流をする。これは、なにも特異な現象ではなく、ごく自然なことだと感じている。

ここに並ぶ作品は、自身の皮膚感覚をたよりに「物質の身体とその内外に宿る“モノ”」を捉え、可視化したものです。“不確かなモノ”を浮き上がらせるため、それらと【接続】することから創作は始まる。初個展となる本展では【接続】により現れた作品を発表します。

(個展導入テキストより一部抜粋)

本作の他にも「身体シリーズ」を載せております。

ぜひ合せてご覧ください。

・身体の蒸発−すべてを引き寄せるモノ

https://artsticker.app/share/works/detail/11201

・身体の膨張−“わたし”で在り続けるモノ

https://artsticker.app/share/works/detail/11202

Artist

山田愛
✔︎

山田愛

美術家

1992 年、京都府生まれ。東京藝術大学大学院 美術研究科 先端藝術表現専攻修了。社寺建築や墓石を手がける京都の石材店に生まれ育つ。
制作を通して、私たちの身体や意識を超えた、本質的な次元について探究している。
石やドローイングを用いたインスタレーションを主な手法とし、根源的な地点へ誘う鑑賞体験を目指しています。 1992年京都府出身。享保年間創業の石材店に生まれ育つ。2014年 京都精華大学 デザイン学部 ビジュアルデザイン学科卒業。2017年 東京藝術大学大学院 美術研究科 先端藝術表現専攻修了。主な個展に、「在りしモノのゆくえ」(BLOCK HOUSE / 2021)、「円相」(kokyu koyoto / 2023)。主なグループ展に、「瀬戸内国際芸術祭2019」(高見島 / 2019)、「第26回岡本太郎現代芸術賞」(川崎市岡本太郎美術館 / 2023)。

See artist information

Send a Sticker

Support Request Message

ご覧いただきありがとうございます。本作は、自身が体感したことを元に、自分の身体をモチーフとした作品です。そのため等身大を超える大きさとなり、制作と保管場所の確保、多くの材料費が必要となります。制作において“体感すること”は、すべての始まりであり、最も重要なプロセスです。その点を探究する「身体シリーズ」は核となるライフワークとして、今後も展開していきます。
ご支援いただいたお金は、継続して制作と発表するための資金として、大切に使わせていただきます。また、様々な土地での体感が、作品の発展に必要なため、リサーチや滞在制作での渡航費や滞在費にもさせていただきます。ご支援のほど宜しくお願いいたします。

Send a Sticker to this artwork and support the artist.(¥160〜)

What is Sticker?

Comments & Stickers

Popular Comments

gion1982

Gion has sent
Red Sticker.

over 6 years ago

本当に大切なものは内なるものとの交流によってのみ知ることができる。この神秘が我々の魂の活き力となる。

Last updated date
01.31.2020