発酵発電所(zymotic electro plants)(2017)

Year: 2017

Size:  

Edition: Unique

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発酵発電所(zymotic electro plants)(2017)

About the Work

Year
2017
Size
 
Edition
Unique
Signed
Not Set
Frame
Not Included
Work Certificate
Not Set
Category
Calligraphy
Style
Japanese Painting / Japanese Style, Asia

Work Details

zymotic electro plants =発酵発電所。

いまではどういう働きなのかがある程度明らかになり、加工技術となっている「発酵」は、発見されるまでは、誰も知らないところで、勝手に起こっていた。

使い途がなく、放置されたものや、捨てられたもの、行き先がなくそのままになっていたものが、発酵を起こす菌や酵素と接触することで、変質を起こす。人知れずそれは起こり、あるとき発見されて、驚きをもたらす。

Zymotic electro plants = fermentation power plants. Fermentation ― a processing technique that is now known to a certain extent ― was simply happening in unknown places before its discovery. Putting bacteria and enzymes that catalyze fermentation in contact with things that have been left without purpose, neglected, discarded, without destination, leads to alterations. These alterations happen unnoticed, and shock whoever that ends up noticing.

僕は

ある時から、一冊のノートに、

なんと言ったらいいか分からないものや、どうしたらいいかわからないものを、書き付けるようになった。そうすれば、形にならないまま、断片のままの不完全であっても、ひとまずそこに留めておくことができる。

すんなり完結せず、ただちにカタチにならないものは、慌ただしい毎日に流されてかき消されてしまいやすい。 だけど、実はそうした中に重要な何かが紛れ込んでいるような気がしてならない。

それらが、ある時、予期せぬかたちで、何かと組み合うことで、驚くような側面を発輝し始めることがある。

その可能性は、無数の個人個人が抱く日々の想いの中に、それを抱くその人の存在そのものの中にある。

芸術の本質ってなんだろう、といつも思う。時代も世の中の仕組みも、力関係もテクノロジーも関係なく、それを作る本人の中に、それに出会った人の中に、パッと一瞬何かが灯る、そしてそれがずっと消えずに心の奥底で燃え続けるようなものなんじゃないかと思う。

なんとなく、アートが、いつのまにか、世の役に立たねばならないものになりつつあるように感じる。クレバーで、協調性があって、ヘマをしないものに。

でも、それって別にアートがやらねばならないことでもないような気がする。

芸術の表現とは、人が抱えるどうしようもなさ、他のものに置き換えられない何かが、ギリギリのところでひっくり返ってうまれるものなのではないのか。

「PSYCHO SAVERS TONIGHT」という作品は、この「発酵発電所」という作品から発展的に生まれた。

sequence MIYASHITA PARK ホテルフロア

Exhibition Information

Exhibition Venue
sequence | MIYASHITA PARK
Permanent

Artist

ハシグチ リンタロウ
✔︎

1985年 長崎県生まれ。2004年 福岡教育大学書道課程に入学。10代の頃PUNKに出会い、創作活動の原点となる。伝統的な書を学ぶも、60年代の前衛芸術、特に井上有一の「書は万人の芸術」という考えに触発され「日常を生きる為のエネルギー」として書を展開。日々生活の中で閃くインスピレーションを断片的な言葉によってノートに書き付け、それらが反応を起こす中で造語や造字の塊のような形を成していく。「もじだま」とでもいうべき、融合・分離・変化する「WORD MUTANT」と呼ばれるそれらは、毛筆代わりのタオルによって大判の紙の上で縦横無尽に遊んでいる。

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ご覧いただきありがとうございます。来春3月に3つの展示が控えています。それに向けて頑張っていきますのでよろしくお願いいたします。

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Comments & Stickers

Popular Comments

takuboy28

坂田卓也 has sent
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over 5 years ago

むちゃかっこいいなーうん、かっこいい

Yutaka

Yutaka has sent
Red Sticker.

over 5 years ago

見入ってしまう。でも、その理由を見つけられない… 「芸術の表現とは、人が抱えるどうしようもなさ、他のものに置き換えられない何かが、ギリギリのところでひっくり返ってうまれるものなのではないのか。」(作者) そうか、作り手が奥底から生み出すものにはそれだけで人が見入ってしまう強さがあるのかもしれないなぁ

naramiwa

naramiwa has sent
Silver Sticker.

about 6 years ago

いつ見ても素敵。。

Hiroyuki

Hiroyuki Nakayama has sent
Black Sticker.

about 6 years ago

ホテルがオープンしたら観に行きたいです!!

naramiwa

naramiwa has sent
Red Sticker.

over 6 years ago

もう本当にどこまで好きなのかというくらいステッカーを度々貼らせていただいている。。zoom背景やプロフィール画像にしたいくらいに、秘めた志を感じさせる素敵な作品だなといつも思います。

Other Comments

naramiwa

naramiwa has sent
Silver Sticker.

over 6 years ago

とても素敵なのでもう一枚。。

naramiwa

naramiwa has sent
Red Sticker.

over 6 years ago

 

GOTO

KEISUKE has sent
Red Sticker.

over 6 years ago

こんな沈んだときに、気持ちが晴れますね!是非次回、実物を見に行きたいと思います!応援してます。

Osuke

Osuke has sent
Red Sticker.

over 6 years ago

作り手が形にならないものを留め、ひとつの姿に変えていく過程、また、受け手が心の中で発露させる想いと重なることで新しい形になっていく過程、それら相互補完的に創りあげていくのがアートであり、ひとつの作品のようで無限の形があるのかもしれない。 そんなことを考えながら見ていると見るたびに違う印象を受ける。受け手の心の有り様が反映されていくのだろうか。

lforw

lforw has sent
Blue Sticker.

over 6 years ago

個人的な考え方として、個と作品の間に生まれるものがアートと考えるよにしてます。この作品見たあとの作者想いはずるい(褒め言葉)改めて問いかける機会をいただきました。ありがとございます。

Last updated date
12.20.2019