角川真穂子
painter
1993年生まれ、愛知県出身。2020年女子美術大学 大学院美術研究科 美術専攻 博士前期課程 洋画研究領域修了予定。自身の経験から構築されてきた死生観をテーマに、絵画・写真・テキスト等を使って作品制作をしている。
Artworks
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Profile
Biography
私はこれまで自身の経験から構築されてきた死生観に基づき絵画・写真・テキスト等を使って作品の制作に取り組んできた。
根底にあるのは「死は生の対極にあるのではなく、いつも誰しもの隣に存在しており、それがいつ訪れるのかは誰にも分からない」という経験則である。「Mement mori(死を忘れる勿れ)」という言葉があるように、いつか必ず訪れる死について考え、制作を継続することで「生きる」ことについてより真摯に考えることが出来ると考えている。
現在の日本は戦後74年を迎え、医療や科学技術の向上等の恩恵により人々が直接的な生命の危機に瀕する機会は限りなく少なくなり「人生100年時代」と歌われるまでになった。一方で、近年若年層の死因の第一位が自殺であることが問題視されている状況が続いていることなどから、現代における死への意識は多様化していると感じる。80年まで延びた平均寿命により、命の強度に対する過信が生まれているのではないだろうか。私自身もかつて過信してきた1人であるが、友人を交通事故や自殺で突然失ったり、自分が臨死体験をしたことで考え方が大きく変わった。
どの命も長く生きられる保証などどこにもなく、そこに存在しているだけで奇跡の連続なのである。
こうした考えから、当たり前のように享受しているこのいのちの姿をより明確に捉えようとした時、日々の生活の中の何気ない瞬間、そして自分を取り巻く人々ー家族や友人や恋人ーのことを描き留めるようになった。それは個人的なメッセージでもあり、現代を生きる命の記録でもあり、他者と共有することのできるイメージであると考えている。
【略歴】
2014年 女子美術大学 芸術学部 美術学科 洋画専攻 入学
2018年 女子美術大学 芸術学部 美術学科 洋画専攻 卒業
2018年 女子美術大学 大学院美術研究科 美術専攻 博士前期課程 洋画研究領域 入学
2020年 女子美術大学 大学院美術研究科 美術専攻 博士前期課程 洋画研究領域 修了予定
【受賞】
2020年 大久保婦久子賞 受賞
2019年 第55回 神奈川県美術展 入選
2015年 平成27年度女子美奨励賞 受賞
【展示】
2020年 第43回東京五美術大学 連合卒業・修了制作展(国立新美術館)
2019年 「呼吸、見つめて、手を合わせて、」若手作家現代美術展(東京国際フォーラム 相田みつを美術館)
2019年 Coil展 vol.10 座標(ギャラリーなつか)
2018年 平成30年度 座間市文化セミナー 女子美術大学大学院生による現代美術展vol.6「望 遠 鏡」(ハーモニーホール座間)
2018年 第41回東京五美術大学 連合卒業・修了制作展(国立新美術館)
2017年 女子美術大学洋画専攻卒業制作学内有志展JUNGLE JUNCTION(女子美術大学 相模原キャンパス)
2017年 Luce Occhio Visione展(イタリア、ミラノ 旧聖カルポーホロ教会)
2017年 拠展(デザインフェスタギャラリー)
2017年 五美術大学交流展小作品展(銀座モダンアート)
2016年 五美術大学交流展2016(武蔵野美術大学)
2016年 五美術大学交流展小作品展(銀座モダンアート)
2016年 絵画の小径(SMBC信託銀行本社オフィス)
2015年 Enigma展(イギリス、ラフバラ大学 Fine Art Gallery)


