宮山 香里

Visual Artist

CV

宮山 香里

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「作品を起点に、人・建築空間・社会の「あいだ」に新しい関係が生まれる状況をつくる」

イタリアと日本を拠点に制作発表を続ける。人類学と美術の両領域を背景に、文化や世代によって揺れ動く“ものの見方”や”身体性”、それに伴う”境界の在り方”を探りながら、絵画・版画・インスタレーションを横断する制作を行う。とくに絹布と木版技法を組み合わせ、半透明の空間性や光の変化を取り入れながら、場・時間・鑑賞者のあいだに生まれる関係性を可視化する表現を展開している。

1975年東京都に生まれる。現在は東京とミラノを拠点に活動。

慶應義塾大学文学部で社会学(文化人類学)を学んだ後、2001年に渡伊し、ミラノ・ブレラ国立美術大学絵画科を卒業。ポーラ美術振興財団(2008–09)、文化庁(2010–11)の在外研修助成のもと、歴史建造物における空間性-Spazialità-と作品の関係をテーマにイタリアで制作と研究を行う。以降、国際交流基金や野村財団の助成を得て、各国で展示発表の実践を重ねる。 展覧会やアートフェアへの出品のみならず、邸宅・廃墟・教会・神社など多様な歴史的空間でのインスタレーションを通して世界や地域をフィールドワークしている。 イタリアを中心に、スイス、日本など複数ギャラリーで作品が取り扱われている。

絵画、版画やインスタレーションなど多様なメディアと、西洋と日本の伝統的、及び現代的な技術を織り交ぜる。中でも絹布に木版の技術を多用し、繋がりとしての線を辿る糸、空間性を創る要素としての半透明を組み合わせる。 空間、時間、鑑賞者のあいだ、そして異文化や異世代のあいだの相互的関係を視覚化しながら、手で刷り縫った布は、そこに在る空気にそよぎ、光によってその姿を変え続ける。

作品内に「移ろうあいだ」の時空間を創り出し、"隔たり"でなく"繋がり"を見出す多角的で相対的な視点を探求している。

同時に、文化人類学とアートを結ぶ独自のワークショップやアートプロジェクトを国内外で実施し、アートと社会を繋ぐ試みを続けている。

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