PixCell_AR
先進のLiDARスキャナにより、目の前のモノを名和晃平を代表するシリーズ作品PixCellへと瞬時に変換できる。
《Metamorphosis Garden(変容の庭)》は、生命と物質、あるいはその境界
にある曖昧なものが共存する世界をテーマにしたインスタレーション。 瀬戸内海・犬島の《
Biota(Fauna/Flora)》(2013)のインスタレーション の発展形として、混沌から生じる新たな物語を表現した。
不定形の島々と雫、そこに立ち上がる生命の象徴としの“Ether”と“Trans-
Deer”。アルミナとマイクロビーズの粒で覆われた彫刻群に振付家ダミアン・
ジャレとの共作によるARのパフォーマンスが重なり合う。リアルな物体とAR
のイメージが調和し、絶えず変容する世界が描かれる。
GINZA SIXでは、2〜5F吹き抜け周囲のフロアがau5Gのエリアとなっています。Metamorphosis
Garden_ARは、5Gならではの体験をスムーズに提供するau5Gエクスペリエンス(※1)に対応し、大容量点群データをAWS
Wavelength(※2)を用いてiPhone(※3)に5Gで配信することにより、高精細でダイナミックかつ情緒的な表現をARで実現しています。「AR
x ART」アプリを開いたiPhoneをGINZA
SIXの4階(2ヶ所)、5階(4ヶ所)に設置された鑑賞スポットでかざしていただくと、実在の彫刻作品とARが重なり合うコンテンポラリーダンスパフォーマンスを体験いただけます。
(※1)au
5Gエリアかつデータ容量無制限のプランに入っている場合、動画などを自動的に高画質化・低遅延化することで、5Gらしい体験をスムーズに提供する機能。
(※2)au 5Gネットワーク内にAWS(Amazon Web
Services)のコンピューティングサービスとストレージサービスを配置しデータ処理することで、5Gの特性である超低遅延の実現を可能にするサービス。
(※3)iPhoneの5G対応モデルはiPhone 12, iPhone 12 mini, iPhone 12 Pro, iPhone 12 Pro
Max、iOS14.4以上(2021年6月現在)。本コンテンツの鑑賞には大容量のデータ通信が発生するため、iPhoneの5G対応モデルをご利用でauのデータ使い放題の料金プランに加入されていないお客さまや、iPhoneの5G非対応モデルをご利用のお客さまのために専用Wi-Fiをご用意いたしました。専用Wi-Fi経由でau5Gに接続しご鑑賞いただけます。
1975年生まれ。京都を拠点に活動。2003年京都市立芸術大学大学院美術研究科博士課程彫刻専攻修了。博士第一号を取得。2009年「Sandwich」を創設。名和は、感覚に接続するインターフェイスとして、彫刻の「表皮」に着目し、セル(細胞・粒)という概念を機軸として、2002年に情報化時代を象徴する「PixCell」を発表。生命と宇宙、感性とテクノロジーの関係をテーマに、重力で描くペインティング「Direction」やシリコーンオイルが空間に降り注ぐ「Force」、液面に現れる泡とグリッドの「Biomatrix」、そして泡そのものが巨大なボリュームに成長する「Foam」など、彫刻の定義を柔軟に解釈し、鑑賞者に素材の物性がひらかれてくるような知覚体験を生み出してきた。近年では、アートパビリオン「洸庭」など、建築のプロジェクトも手がける。2015年以降、ベルギーの振付家/ダンサーのダミアン・ジャレとの協働によるパフォーマンス作品「VESSEL」を国内外で公演中。2018年にフランス・ルーヴル美術館ピラミッド内にて彫刻作品“Throne”を特別展示。
《VESSEL》(2016)
名和が舞台美術、ダミアン・ジャレが振付を手がけ、森山未來ら精鋭のダンサーたちが出演したパフォーマンス作品。現在も世界各地の劇場で再演が続く。
©Damien JALET | Kohei NAWA
Photo : Yoshikazu INOUE
《Biota(Fauna/Flora)》(2013)
瀬戸内の犬島に恒久設置されたSANAA設計の構造物の内部にインストールされた作品群。小さな庭には今回の作品の原型となった島々や植物の彫刻が。
collection of Benesse Holdings, Inc.
Photo : Nobutada OMOTE | Sandwich
《Foam》(2013)
液体のわずかな振幅と共に、次々と終わりなく湧き出る「Foam」。小さな泡(セル)は、次第に寄り集まって液面を覆い尽くし、泡の集合体(フォーム)として、有機的な構造を自律的に形成する。
Courtesy of Aichi Triennale 2013 and Sandwich
Photo : Nobutada OMOTE | Sandwich
ダンスをはじめ、彫刻家のアントニー・ゴームリーやミュージシャン、振付家、映画監督、デザイナーらと作品の合同制作をするほか、オペラや音楽ビデオの振付を手がけ、その活動は多岐にわたる。2013年パリ国立オペラにおいて、シディ・ラルビ・シェルカウイ、マリーナ・アブラモヴィッチと共同創作した『Boléro』を初演、好評を博し、フランス芸術文化勲章 シュヴァリエ章を受章。近作として、ジム・ホッジズらとコラボレーションした『THR(O)UGH』(2015)、『BABEL 7.16』(2016,「アヴィニョン演劇祭2016」)などがある。2017年には、イギリスのナショナル・ユース・ダンス・カンパニーのアーティスティックディレクターに任命されている。パリ国立シャイヨー劇場のアソシエイト・アーティスト。
ダンサー:湯浅永麻(Ema Yuasa)、大宮大奨(Daisuke Omiya)
音楽:原摩利彦(Marihiko Hara)
プログラミング:白木良(Ryo Shiraki)
GINZA SIXと同じく銀座中央通り沿いにあるau 5Gや先端テクノロジーが体感できるコンセプトショップ「GINZA 456 Created by KDDI」では、「AR×ART KOHEI NAWA」アプリを体験できるコーナーを2021年11月中旬より一定期間開設します。名和晃平氏の彫刻White DeerがGINZA 456の屋内にARで出現したり、身の回りのモノが名和晃平氏の代表シリーズPixCellに変換され透明の球体に覆われたりするARコンテンツを5G対応の最新iPhoneでお楽しみいただけます。
GINZA 456 Created by KDDI
東京都中央区銀座4丁目5番6号
銀座駅 A9出口前
営業時間:10:00〜20:00 年中無休
※展示期間については、GINZA 456 Created by KDDI 公式ホームページをご確認ください。
公式ホームページはこちら