田中 秀和
アーティスト
アーティスト
1979年 兵庫生まれ
2018年 京都市立芸術大学 大学院後期博士課程 油画領域 満期退学
私は、制作活動の初期より、絵画の抽象表現として、即興的でリズミカルな視覚的動性を特徴とする画面構成を追求してきました。それは、抽象表現の難解さを越えて思考や身体の意識に触れる一つの手段だと考えているからです。 私は、空間芸術とされる絵画に時間を取り込もうとします。“Moving”のシリーズでは、磁石が練りこまれた絵の具の粒によって、作品を構成する絵具は自由に支持体の上を移動します。それは、従来の絵画における“完成”の意味合いを取り除き、再編集の可能性を表すことで、絵画に時間の未来性を獲得しようとしています。