みんな、ここに集まる。大きく、大きく、深呼吸。真ん中にある空間は私たちの小さな広場―そこでちょっとひとやすみ。
乾漆技法によって制作した作品です。乾漆は、漆と砥粉を混ぜたものを布に塗り、それを繰り返し重ねていきます。その手法は、1300年前に仏像が制作された方法と基本的に変わりません。私にとって、制作は「身体はどのように立つのか」という単純な問いとそれに対する試行錯誤から始まります。これは、その問いに対するクリエイティブな答えの一つです。
江村 忠彦

彫刻家
彫刻家
1984年 岡山県生まれ。彫刻家。岡山大学大学院にて修士(教育学)、筑波大学大学院にて博士(芸術学)を取得。彫刻(sculpture)における制作手法を軸にして、存在に由来/帰結する造形表現の可能性を実践的に研究している。また、触れる表現・触れる鑑賞に関するプロジェクトや教育プログラムに携わる他、国内外にて作品を多数発表している。現在、忠座|TADAKURA代表、新制作協会彫刻部会員、多摩美術大学特定研究員。
EMURA TADAHIKO SCULPTURES https://emuratadahiko.com