三好真弓

アーティスト
アーティスト
山の中腹が崩れて地面が見えている場所、それは大地の「傷」だ。風化した岩肌が鋸の刃のように連なるバッドランド(悪地)や、露天掘りの採石場を見るとき、私は地球の剥き出しの「内臓」が目の前に現れたかのように感じる。私たちの足下には、巨大な生命体が静かに息づいている。
私はその大地をネオンピンク色で描く。人肌や内臓といった生命を連想させながら、一方で人工的なこの色は、大地の生命を感じることなく平滑な表面の上で営まれる現代の生活との対比をよく表現すると思うからだ。
樹脂粘土で作るピンクの石は、その巨大な生命体のかけらである。河原でたまたま拾った1つの石も、元を辿れば巨大な岩盤から生まれ落ちてきたもの。ピンクの石から元を辿ることで、私たちは巨大な生命体=ピンクの星に住んでいることを思い起こす。
1977年 岐阜県に生まれる
2001年 武蔵野美術大学造形学部日本画科卒業
2025年11月 IAG AWARDS 奨励賞
2018年1月 ビエンナーレ武蔵美HYOGO 2017 新人賞
2025年11月 IAG AWARDS (池袋アートギャザリング)2025、東京
2024年11月 ディファレント京町堀アートフェア 大阪西区京町堀 安田ビル、大阪
2024年5月 子育てイラストレーター10名によるオリジナルの遊べる紙展 「紙あそび展」、ギャラリーカモンイリエ、東京
2023年4月 ACTアート大賞展 アートコンプレックスセンター、東京
2018年1月 ビエンナーレ武蔵美HYOGO 2017、兵庫