



關於作品
- 製作年份
- 2024
- 材料或技法
- 紙, 照片, 木頭, 樹脂, 木炭, 鐵, 混合媒體
- 版本
- 獨特
- 簽名
- 不包含
- 製作人員名單
- 共同制作:田中 綾子 撮影:戸田尚克 主催:東京藝術大学彫刻科金属研究室 協力:中川特殊鋼株式会社
- 畫框
- 不包含
- 作品證書
- 不包含
- 類別
- 安裝
- 風格
- 抽象的, 日常生活, 概念上的, 社會/政治/歷史
作品詳情
風景の中で私を見つける方法
田中と戸田の両者は共通して、写真という媒体を使い立体制作や空間構成を行っています。田中は「『私』を保つためになければならない『記憶』」が無意識に起こる改竄や捏造によって、「私」の存在すら危うくなってしまうことに注目し、「記憶」の姿とそこに付随する脆弱な私たちの存在を表現しています。一方戸田は、「世界」は人それぞれによるきわめて主観的に再構成された有機的な「風景」の積み重ねから成り立っているものと捉え、その場や空間の複層性や多義性を表現しています。
両者は互いに素材や制作テーマに共通点を見出し展示を行う運びとなったものの、意見交換を重ねるうちに両者の相違点が強く浮かび上がってきました。そこで、個々での制作では見えなかった新たな「風景」と「私」を見つけ出すことを目指し、アイディアや技法を相互提供しながら共同して一つの作品を制作するに至りました。まずは両者が共通して扱っている「写真」を入り口として、制作者の一方が撮影したフィルムを使ってもう一方の制作者が再度撮影を行い、天王洲地域で多重露光によるストリート写真を撮影しました。お互いの観た「風景」の交換と上書きといった相互干渉的制作とコミュニケーションから始まったこの作品は、写真技法だけでなく、天王洲地域で発見したファウンドオブジェクトを収集し立体作品の素材としたり、道端や建物の表面を湿拓という拓本技法を用いたりと、その土地の風景たらしめる要素への触覚的なアプローチを取り入れながら形作られてゆきました。
作品を構築してゆく中で、互いの比較から自己の視点や価値観が再発見されたり、自己のアイディアや生み出されたオブジェの中に他者性が発見されることとなりました。本会場では、そういった様々な文脈が錯綜しあい繋ぎ合わされながら新しい風景として再構成され、その風景を通し自己というものや物事の境界について再検討する空間が形成されます。
美術評論家の近藤亮介氏による展覧会評をご一読ください。
■近藤亮介
1982年大阪市生まれ。ロンドン大学ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン美術学部(The Slade School of Fine Art)卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程単位取得満期退学。ハーバード大学デザイン大学院(Harvard Graduate School of Design)フルブライト客員研究員、東京大学教養学部助教を経て、現在、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科非常勤講師。
専門は美学芸術学・ランドスケープ史。日英米の芸術・造園の研究を軸に、理論と実践の両面からランドスケープを生活環境として読み解く活動を展開。近年の編著・翻訳に『セントラルパークから東京の公園を見てみよう』(公益財団法人東京都公園協会、2023年)、ロバート・スミッソン著「フレデリック・ロー・オルムステッドと弁証法的風景」(『美術手帖』7月号、2022年。平倉圭氏との共訳)など。また、近年の企画・キュレーションに「アーバン山水」(kudan house、2023年)、「それぞれの山水」(駒込倉庫、2020年)など。
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藝術家
アーティスト
戸田はこれまで、「場に付随する記憶」と「その場の複層性」を、インスタレーション、写真、映像といったメディアを通して視覚化を試みてきた。近年では「風景」というものが客観的で、主体と距離を持った存在 ―単なる視覚的情報として処理される存在― ではなく、個人の内に内包された主観的なものでありつつも、そこに他者の存在も混ざり込む、有機的なものであることを作品を通して表現している。 2024. 01「風景の中で私を見つける方法 Sanekatsu Toda + Ayako Tanaka」(天王洲セントラルタワー、東京)/ 2023. 04「Terrace Mall Shonan ART Exhibition テラスアート2023」(神奈川、湘南)/ 2023. 04「art exhibition ROOTS - HOTEL GRAPHY 10th Anniversary event -」(東京、根津)/ 2022. 09「16th ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2022」/ 2022. 05「übersetzen」(アイゼナハ、ドイツ)/ 2022. 01「第 70 回 東京藝術大学 卒業・修了作品展」( 東京、上野)/ 2021. 10「WIEDERSEHEN an der FASSADE ‐ファサードにて‐」(ゲーテ・インスティトュート東京、東京)/ 2021. 10「Plakatwand Projekt der Klasse Löbbert」(ミュンスター、ドイツ) / 2019. 08「Bridge」(ベトナム、ホイアン)/ 2019. 03「第 67 回 東京藝術大学 卒業・修了作品展」(東京、上野)/ 2018. 03「ATAMI_ART_WEEK_2018」(静岡県、熱海市)
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今後の工具購入等制作費予算や資料購入や取材費に当て、作品の新たな展開に役立てたいと思います!