宇平 剛史
アーティスト
アーティスト
1988年 福岡生まれ
2011年 首都大学東京システムデザイン学部卒業
本作『Skin』は、人間の肌を接写した写真で構成されている。肌は、私たちにとって身近な存在である。それは身体の表面を覆う外皮であると同時に、身体と環境とを分ける境界でもある。一方で、私たちの身体の内部では、自分の意思や理解とは無関係に、常に複雑な細胞分裂が繰り返され、その外部にある皮膚の上には、無数の皺が刻まれていく。私たちの身体は、まるで未だ分からないことだらけの神殿のようである。肌は、そうした不可知な私へと、私自身をいざなう開口を無数に含んだ境界でもあった。