本作《風上を捉える》は、テラスモール湘南のテラスから感じる風や、辻堂海岸での風を可視化させている作品です。
電気で起こされた風で回転する翼。目には見えない風。日々の生活は人工的なエネルギーで支えられている一方、昨今の環境問題への意識の高まりから、改めて自然の力を思い出させてくれます。本来目には見えない風に「形」を与えているような本作は、わたしたちの生活のあり方やエネルギーと環境の関係を問い直している作品です。
《アーティストコメント》
学生時代に鳥人間コンテストのパイロットとして人力で空を飛び、風に翻弄されその存在に興味を持つ。東日本大震災ではNHKのカメラマンとしてヘリから仙台平野を襲う津波を空撮中継、その後原発事故の取材を行う。自身が育った関東のエネルギーが福島から供給されていたことを初めて知り無責任さを感じ、自然とエネルギーの関係性を考えるようになる。
時折自然の風で動くように見える作品の風上を辿ると人工的なエネルギーが関わっていることがわかる。一方でwindgraphは自然の風を捉える視点を持つ。人と自然の対峙を風上という不可視な存在から考える。
鉾井喬
アーティスト
1984年、神奈川県川崎市生まれ。2010年東京藝術大学大学院美術研究科修了。2016年から同大学デザイン科立体工房非常勤講師。
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作品
在ArtSticker上展示鉾井喬 的作品。提供鉾井喬的作品的尺寸、材料、概念以及艺术家信息包括个展和简历。
简历
简介
1984年神奈川県生まれ。2010年東京藝術大学大学院美術研究科修了。学生時代鳥人間コンテストで人力飛行機のパイロットとして空を飛び、わずかな風に翻弄された経験から風を可視化する作品を作り始める。一方で2010年カメラマンとしてNHKに就職し福島局配属となり、東日本大震災の際は仙台平野を襲う津波をヘリコプターから空撮中継。福島県内にて津波、原発事故の取材を続ける。これらの経験から自然とエネルギーの関係性を問うことを風をメタファーに試みている。人は自然に生かされながらもエネルギーを利用しないと生きていけないという観点から、自然と人間社会の双方を行き来し、多面的な価値観を持ち得た動的な問いかけを試みている。 Vermont Studio Center Artist in Residence (USA)、SIM Artist in Residence Program(Iceland)、六甲ミーツアート、中之条ビエンナーレなど国内外の芸術祭、アーティストインレジデンスに参加。リサーチベースのサイトスペシフィックな作品を発表している。東京藝術大学非常勤講師。




