






About the Work
- 制作年
- 2022
- 素材・技法
- 写真, インクジェットプリント, 鉄
- エディション
- 未設定
- サイン
- 未設定
- クレジット
- 撮影:加藤 健 画像提供:Tokyo Arts and Space
- 額装
- 未設定
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- インスタレーション
Work Details
撮影:加藤 健 画像提供:Tokyo Arts and Space
道にはみ出すようにして置かれた植木鉢の群れの中に、自身の手による「植木鉢の彫刻」を紛れ込ませて撮影した一連の写真作品です。
鉢から葉先まで鉄で作られた「植木鉢の彫刻」。
2022年「TOKAS-Emerging 2022『ストレンジャー』」(トーキョーアーツアンドスペース本郷 / 東京)では、一見するとバラバラに見える写真サイズはこの「植木鉢の彫刻」の大きさが均等になるようにプリントされています。
以下、作品に寄せたテキスト(「TOKAS-Emerging2022」展覧会カタログより抜粋)
「街のあちこちで、玄関先や店先に植木鉢の群れが形成されているのを見かける。
それぞれの群れに持ち主がいて、そこで暮らす人々の生活が垣間見えるように思える。私的な空間が外へとはみ出しているようで、好きだ。そんな、誰かの内の空間と外の世界とのはざまのような植木鉢の群れに、自分の植木鉢を持ってきてこっそり置いてみることを思いついた。
わたしは植木鉢の彫刻を持ち歩く。持ち歩いて、あちこちの植木鉢の群れの中へと忍ばせてまわる。
置いて、写真を撮って、持ち去る。また次の群れを探す。
植木鉢の彫刻をかばんに入れて出かけて、置いてまわることを繰り返しているうちに、この行為が彫刻の置き場所を探していることのように思えてきた。
わたしは身近な世界の中へと自分の彫刻を隠し込もうとしているようであった。
わたしは自分の手によって作られた彫刻が、世界にとって唯一の異物であるように感じている。自分の彫刻だけが、身の回りのものの中でおさまるべきところへおさまっていないように感じるのである。
そんな異物な存在も植木鉢の群れの風景の中では、存在することを許されているようだった。
植木鉢の群れは、この彫刻を、目立たせることもなく、見えなくさせることもなく、ただ置かれていることを許しているように思える。」(2022年5月)
撮影:加藤 健 画像提供:Tokyo Arts and Space
撮影:加藤 健 画像提供:Tokyo Arts and Space
撮影:加藤 健 画像提供:Tokyo Arts and Space
撮影:加藤 健 画像提供:Tokyo Arts and Space
撮影:加藤 健 画像提供:Tokyo Arts and Space
Artist
アーティスト
1996年兵庫県生まれ。金沢美術工芸大学美術科彫刻専攻を卒業後、2020年チェルシーカレッジオブアート修了。身につける・外へと持ち出すなどの行為や、生活の営みを読み替えた制作プロセスを用いて、日常の風景の中へ潜り込む彫刻作品を発表。主な展覧会に「眼差しの手入れ」(京都芸術センター / 2024)、「BankART Life7 UrbanNesting:再び都市に棲む」(BankART Station / 横浜)、「いなさ」(浜松市鴨江アートセンター/2023)、「第1回 MIMOCA EYE」(丸亀市猪熊弦一郎現代美術館/2022)、「TOKAS-Emerging『ストレンジャー』」(トーキョーアーツアンドスペース本郷/2022)など。
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