彼についてⅠ

制作年: 2023

素材・技法: 木綿・コットン, アクリル, その他

サイズ: 100 × 38 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

この作品は購入が可能です。

24,000

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彼についてⅠ

About the Work

制作年
2023
素材・技法
木綿・コットン, アクリル, その他
サイズ
100 × 38 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
額装
未設定
作品証明書
未設定
作品の販売元
川島桃香
発送元地域
未設定
発送までの日数
未設定
カテゴリー
その他

Work Details

サミュエル・ベケットの戯曲「ゴドーを待ちながら」の登場人物を描いている。既存の人物画とは異なり、各人が放つ言葉のイメージをより抽象化し、要素を削ぎ落としなが制作した新しい人物画であると捉えている。

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Artist

川島桃香
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川島桃香

アーティスト

「喪失が生じた後において、実体のない他者を愛し続けることは可能であるのだろうか」 という問いを軸に、絵画・インスタレーション・詩を横断しながら制作を行っている。 川島桃香は、「喪失が生じた後において、実体のない他者を愛し続けることは可能であるのだろうか」 という問いを軸に、絵画・インスタレーション・詩を横断しながら制作を行っている。 私たちは他者をどのように記憶し続けるのか。
他者の不在が決定的となったとき、その輪郭はどのように変容し、私たちの内部に留まり続けるのか。
川島の作品において、「君」と呼ばれる存在は、単なる個別的な存在を超え、「他者の不在そのもの」を指し示す。 近年は、詩やテキストを起点とし、言葉が持つイメージや空気感を、絵画やインスタレーションへと変換する制作手法を探求している。言葉の持つ具象性と、絵画の持つ非言語性の間に生まれる「翻訳のずれ」を意識しながら、記憶や喪失の輪郭をなぞるように制作を行っている。 2025年に発表した《私たちが選択した生存を、誰にも蹂躙させないと、今ここで宣言してみせる》 では、「800日間生存し続けた証」として、800枚の耐震マットに指紋を押す という行為を通して、「君」との約束を可視化した。
指紋は、個人を識別する記号でありながら、そのわずかな凹凸によって私たちの行為を支える機能を持つ。
この作品では、指紋を「描画行為」として捉え、耐震マットに押し続けることで、私が800日間生存し続けた「証」とした。しかし、800日目を迎えた今、その指紋は「君」を遠ざけ、私自身の生存を肯定するものへと変容してしまったのではないか——その問いは、現在の制作へと接続されている。 新たな制作では、詩と絵画の関係性を再考しながら、「君」の不在を記録する手段としての絵画を模索している。
詩において、「君」と「私」の対話を継続することで、他者の不在と向き合うことは可能なのか。
詩を起点に制作された絵画が、それ自体の「場」を持つことで、新たな対話の可能性を開くことはできるのか。
自己と他者の境界が曖昧になるとき、「他者の記憶」はどこまで維持されるのか。 こうした問いを抱えながら、川島は「喪失の後における他者の在り方」について、探求し続けている。

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最終更新日
2024.09.02
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