December 8, 2022 from “HOW MANY DAYS?”

制作年: 2023

素材・技法: 写真, インクジェットプリント

サイズ: Edition: 3 / Frame size: 500 × 500 mm / Print size: 172 × 262 mm

エディション: エディション有

サイン:あり

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About the Work

制作年
2023
素材・技法
写真, インクジェットプリント
サイズ
Edition: 3 / Frame size: 500 × 500 mm / Print size: 172 × 262 mm
エディション
エディション有
サイン
あり
クレジット
©Kikuko Usuyama
額装
あり
作品証明書
あり
作品の販売元
宇壽山貴久子
発送元地域
東京都
発送までの日数
2週間ほど
カテゴリー
写真
スタイル
抽象, 日常, 静物
ハッシュタグ

Work Details

 作品『HOW MANY DAYS? (2023)』より。

『HOW MANY DAYS?』とは2020年春の緊急事態宣言から2022年末までに撮影したスナップや十代の子どもたちのポートレート、そしてCOVID-19に罹患した友人へのインタビューなどをまとめた私家版写真集である。2023年7月から誠光社(京都)、twililight(東京)、BOOKNERD(盛岡)の3箇所を写真展巡回した。

 コロナ禍によって対面で人と会うことから遠ざかる日々が続いたが、この写真はその期間が明けたように感じた2022年の暮れ、久しぶりに古くからの知人と会い、帰り道で撮ったものである。その知人が飼っていた犬が亡くなる際の最期の様子を聞いた。長く患うこともなく潔い死に方だったという。飼ったことがないわたしにとって、彼女の犬を一時的に預かったことが唯一の体験だった。

 この作品に見られるように、『HOW MANY DAYS?』には多重露光を用いて撮影した写真が含まれる。2019年の作品『SAME TIME NEXT YEAR』からこの手法を取り入れているが、当時の理由は主に、瞬間を2つ重ねて決定的瞬間をずらすことができるということ。尚且つオートマチック・フィルムカメラの多重露光は想像できない写真ができあがってくる、といった、「自分が自分の写真に驚くため」のものだった。一方、今作はデジタルカメラで画像の重なり具合を確認しながら撮っている。同じ場所、同じタイミングで画像を重ねることは、自分にとって空(くう)に何かを描くような、抽象画を描く感覚に近く、また、その時に見た風景によって引き起こされた心の動きも即興的に表現するための手法である。犬の面影を感傷的に思い起こしながら、混沌とした荒々しくも美しい鉢植えの花々を追悼の意を込めて撮影した。

How to Buy

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Artist

宇壽山貴久子
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宮城県出身。東京在住。早稲田大学文学部、ニューヨーク州立ファッション工科大学写真学科卒業。ニューヨークのドッグランで遊ぶ飼い犬たちの野生にフォーカスした『犬道場』(2002)で写真新世紀奨励賞を受賞。『ワンピースのおんな』(2009-2020「暮しの手帖」で連載)では女性の多様な美をワンピース姿を通して捉える。草思社より『ワンピースのおんな』写真集(2021)を刊行。ウォーカー・エヴァンスやブルース・デイヴィッドソンなどニューヨークで地下鉄の人々を撮影してきた写真家たちの歴史を踏まえiPhoneを用いて制作された『Subway』(2013)、2台のフィルムカメラによりそれぞれ異なった手法で撮影された『SAME TIME NEXT YEAR』(2019)などを発表する。グループ展『東京好奇心2020渋谷』(Bunkamura ザ・ミュージアム)では東京のカラスを主題とした『ka ra su』を展示。『HOW MANY DAYS?』(2023)はコロナ禍に撮影されたスナップや抽象的な多重露光写真、十代の子どもたちのポートレート、COVID-19に罹患した友人たちへのインタビューなどで構成されている。この作品から派生した新作『5年前、5年後』は、好きな服を着た子どもたちを15歳(16歳)の時と5年後の2度に渡って撮影するプロジェクトで、2025年4月から1年間にわたって繊研新聞で連載された。

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最終更新日
2024.05.08
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