Ideal of Philosophy 思想の理想
制作年: 2019
素材・技法: 紙
サイズ: 100 × 100 cm
エディション: 1点物、ユニーク
サイン:あり







About the Work
- 制作年
- 2019
- 素材・技法
- 紙
- サイズ
- 100 × 100 cm
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- あり
- 額装
- あり
- 作品証明書
- あり
- 作品の販売元
- 榎本 大翔
- 発送元地域
- 東京都
- 発送までの日数
- 4~7日
- カテゴリー
- 絵画
- スタイル
- 抽象, コンセプチュアル, 日本画・和, エモーショナル, エネルギッシュ, ロマンティック, 哲学・ヴァニタス
Work Details
作品のコンセプト・制作意図
"理想"に行き着く為、感性に刺激を与え反芻し磨く。
様々な要素が複雑に絡まり、形成される。
何一つ欠けてもいけない。奇跡的な構成で存在する。
完璧を追い求める過程で眺める破壊と創造。
退廃的で脆く儚いが、そこに"美しさ"を垣間見る。
制作手法や使用している道具
紙漉き、コーヒーの出がらし
制作にかかった時間
2ヶ月
制作場所(アトリエ)について
自宅
Exhibition Information
How to Buy
この作品は購入が可能です。
¥300,000
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Artist
現代紙藝家,プロセスアーティスト
現代社会での暮らしにおける様々な問題、時間と空間、思想と精神について、個人の日常生活から発生し得る素材、エネルギーを活用し、芸術表現を通して焦点を当てる。 また実際に生まれた表現物は、立体や平面などの垣根を越え、人と人のつながりの中に存在する。 そしてその本質は、一連の流れつまり過程にこそあると考え、展示会ではその全てが曝け出される事が多い。 体験者は、作者の思考を辿りながら、表現の本質を探る旅に誘われる。 紙漉の技術を応用し、再生紙の塊を生成している。 紙の持つ有機的な曲線と無機質な質感を活かし、退廃美学に基づいた存在の意義について問う。 東京を拠点に展示、企画などを手掛ける。 作家コンセプト 幼い頃から育ってきた家庭環境の影響もあり、1人で物思いに耽る時間が長く、特に「現代社会における我々の存在意義」について関心があり、何度も前向きに自問自答を繰り返し、その時間を楽しんで過ごしてきた。私にとって最も自然体で素になれる時間であり、重要な時間であった。 独りで自己と向き合う場合、メモや落書き、絵などの紙を媒体にした記録、痕跡物を見つめ直す事で理解を試みてきた。 しかしその手法には限界があり、主観的観測を抜け出すことが出来ない為、他との関わりや表現を通してより深い理解を得ようと考えた。 膨大な量の不鮮明で、表面的な情報の集積物を、不要になっても簡単に捨てる事が出来ず、溜め込んでしまう。 行き場を失った紙の山を眺めながら、「何かに活用せして昇華せねば」という思いと、日頃から表現に対して考えていた、「新品の画材を用意して、下書き通りに意図的に絵を描いたり、造形するという予定調和な動きに、本質を感じない」という思考が相まって、愛着のある痕跡紙を全て、気の向くまま感性に従い再生紙の層にしていくという、偶発性を重視した動きに変容していった。 有機的な曲線とあたたかみ、無機質な物質感と冷たさが同居した、ゴミなのか、自然物なのか、作品なのか、境界線を図る事ができない得体の知れぬ塊。 まるでそれは私のこれまでの思想の具現化「紙層」であり、途方もない時間の積み重ねや心の変化、生活そのものを表現していて、奥深い内面や精神性を表した紙藝へと変貌を遂げた。 しかし余計に捨てられなくなってしまった。 複雑になった存在意義を改めて見出す為、屋内、屋外を問わず様々な場に持ち込み、捨て場所を探して彷徨うという実験を行った。 周囲の景色に溶け込もうとしても、不思議な違和感が残り、社会にうまく馴染めない自分と重ねる事もできる上、"紙"という前時代の素材の存在意義とも関係性があるように感じた。 ギャラリーや美術館で展示する場合、作者本人も同席し、体験型芸術の一環として、自由に触る事ができたり、ワークショップの素材として扱う事も可能とした。その中で造形が崩れたり、変形しても良しとしている為、個体の一つ一つが重要なものではなく、作品という扱いはしていない。 自身と向き合い続けて生まれた思想の「紙層」を、捨て場所を探して彷徨い様々な場に持ち込み、他との関わりによって破壊や変化を受け入れながら、一連の表現行為として時間、空間、物質、生命、思想の存在意義を問う。
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