ヒプノティック・チェンバー

制作年: 2010

素材・技法: ミクストメディア

サイズ: 395.5 × 1220 × 638 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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ヒプノティック・チェンバー

About the Work

制作年
2010
素材・技法
ミクストメディア
サイズ
395.5 × 1220 × 638 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
額装
なし
作品証明書
未設定
スタイル
社会・政治・歴史

Work Details

撮影:笹原清明

*内部公開は9:00〜17:00

まるで粘菌が作り上げたかのような有機的な形状の空間に入ると、穏やかに語りかける声によって、心と体の緊張をほぐし、自己と周囲の環境との境界が溶け合う催眠(ヒプノティックな)状態へと誘われます。催眠術は、歴史的に強固な現実の社会をいっとき離れ、まだ実現されていない新しい生き方を想像する手段として用いられることがありました。建築事務所でありながら思索的な活動を行うニュー-テリトリーズ / R&Sie(n)は、生物工学やロボット工学など多様な領域を横断しながら、科学、環境、人間の関係を問い続けています。

Exhibition Information

開催中の展示
展示場所
十和田市現代美術館 アート広場
常設展

Artist

ニュー-テリトリーズ /R&Sie(n)
✔︎

ニュー-テリトリーズ/R&Sie(n)は1993年にフランソワ・ロッシュとステファニー・ラヴォーによって設立された設計事務所です(2007年より木内俊克が参加)。 パリを拠点に世界中でさまざまなプロジェクトを展開しています。建築設計と並んで活動の中心をなすのは、「リサーチ」と呼ばれる数々の調査・研究・実験です。ハイテクノロジーを用いた、ロボット工学、数学、神経生物学などを用いた領域横断的な表現を通して、科学、環境、人間性の関係を再考し続けています。  2005年にパリで行われた「聞いた話」展にて屋内に設置された《ヒプノティック・チェンバー》が、今回アート広場のために新たにデザインし直されました。本作品では、同展示のテーマだった「身体の延長として自己生成」する仮想都市を追体験するため、来場者にある種の催眠をかけるストーリーになっています。催眠を通し、その奇妙な身体感覚を体感できるのです。  19世紀前半のソムナンブリズムと呼ばれた政治運動や、前近代再考の思想を生んだプレフェミニスト運動では、動かしがたい現実とは別次元の自由な社会を手に入れる手段として、実際に催眠が試みられたと言います。この作品は、そうした自由な仮想都市の住人として、日常生活から解放される旅へ私たちをいざなう扉なのです。

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最終更新日
2021.06.04