
About the Work
- 制作年
- 2020
- 素材・技法
- 映像・ビデオ
- エディション
- 1点物、ユニーク
- サイン
- 未設定
- 額装
- なし
- 作品証明書
- 未設定
- カテゴリー
- 映像
- スタイル
- アニメ, コンセプチュアル, デジタル
Work Details
本作は、家族と犬との関係を取材し制作したフルCGアニメーションと、その映像に関連するいくつかのオブジェを空間上に構成したインスタレーションである。
作品の中核となる映像は、3Dスキャンによって実在する人間をアバター化し、映像内にブリコラージュした作品である。
CGアニメーションとして家族の所作や口調を誇張すること、また、映像内で用いている破綻や飛躍を含んだリフレイン、モンタージュなどの編集は、家族の関係を表象することにとどまらず、それでもなお伝えたいことがあるという意思であり、人間の屈折した親密さや共同性を顕にするとともに、家族における不和や不条理そのものである。
タイトルは、作者が生まれた茨城県の実家で飼われていた犬の愛称に由来しています。
それは都市化の少ない田舎の家で10年間番犬として飼われていました。 しかし、犬はうまく吠えることができず、番犬としての役目を果たせず、家族からは名前が付けられていませんでした。 「ポッキーちゃん」という名前は、帰宅した親戚にそのような犬を紹介したときの母親の突然の呼びかけでした。
都市化の進んでいない田舎の家で、十年もの間、番犬として飼われていた犬がいた。その犬はどういうわけか上手く吠えることが出来なかったため、番犬としての役割を果たすことが出来ず、さらには十年間名前すら付けられず飼われていた。
家族と犬との関係は、父、母、祖父、祖母など、個人によって異なり、物語が進むにつれて“家族”という奇妙で歪な関係が不条理なものとして表れていく。
「ポッキーちゃん」という名前は、家に遊びにきた親戚にその犬を紹介する際に、母親が突然その場で呼んだ名称である。
都市化の進んでいない田舎の家で、十年もの間、番犬として飼われていた犬がいた。その犬はどういうわけか上手く吠えることが出来なかったため、番犬としての役割を果たすことが出来ず、さらには十年間名前すら付けられず飼われていた。
「ポッキーちゃん」という名称は、家に遊びにきた親戚にその犬を紹介する際に、母親が突然その場で呼んだ名前である。
父、母、祖父、祖母など、個人によって犬との関係や扱いは異なり、物語が進むにつれて“家族”という、奇妙で歪な関係が不条理なものとして表れていく。
「吐き気」という否定の感覚をもとに家族と犬の関係を考察する。取材していく中で親しい他者として浮かび上がる家族像や彼らの日常は、不条理劇のような滑稽さや不気味さを帯びている。その受け入れがたさや、近代化によって露呈した歪んだ家族像を映像作品として表象できないか考えた。CGアニメーションとして、実在する人間を3DCGのスキャニングによってアバター化し、家族と犬の日常を描いているが、編集として用いている破綻や飛躍を含んだリフレインやモンタージュ、人物の所作や口調のデフォルメによって、人間の屈折した親密さや共同性を顕にしている。
Exhibition Information
- 過去の展示
- CAF賞2020入選作品展2020.12.02 - 12.06
Artist
Artist
岡田直己
1992年 茨城県生まれ。
2018年 東京芸術大学デザイン科卒業
2020年 東京芸術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了
主な展示/上映
「RAM PRACTICE 2020-Online Screening」(online screening, http://geidai-ram.jp/rampractice2020/, 2020)、 個展「ポッキーちゃん」(art space kimura ASK?、京橋、2020)、「安全訓練」(BLOCKHOUSE、原宿、2019)、「Comité Colbert」( 東京藝術大学大学美術館 、上野、2017)など。







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