morning#1

制作年: 2020

素材・技法: キャンバス, アクリル, インク, その他

サイズ: 220 × 27.3 cm

エディション: 1点物、ユニーク

サイン:未設定

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morning#1

About the Work

制作年
2020
素材・技法
キャンバス, アクリル, インク, その他
サイズ
220 × 27.3 cm
エディション
1点物、ユニーク
サイン
未設定
クレジット
特別展「gift from.....to.....」@gallery fu
額装
なし
作品証明書
未設定
カテゴリー
絵画
スタイル
抽象, コンセプチュアル

Work Details

《morning#1》

2020年

キャンバス、アクリル、インク、グラスオーガンジー

平面、シルクスクリーン

273×220mm

「生産」シリーズのひとつ、層になっており、それぞれのベール(グラスオーガンジー)にシルクスクリーンを施した作品です。

時折、自身の作品を時間芸術(プレゼンテーション/presentation)と呼びます。作品が現在の、僕の実像として演劇や音楽のように上演するようなものなのです。作品を通してようやく僕は、僕にとっての他者になり、鑑賞者と同じ目線をたどることができます。われわれは他者を通して、ようやく自身を観ることができるのです。この作品は紫外線に当たると像が変わります。あなたと一緒に時間を共にする作品です

この作品は紫外線に反応した時、色が浮き出てくるインクを練りこんでいます。太陽光等が当たる場所に設置すると、昼間は夜とは違う表情を見せます。

【展示予定】

特別展「gift from.....to.....」

開催場所:gallery fu

〒231-0868 横浜市中区石川町1-31-9 TEL: 070-6428-8597

開催日時:2020 年12 月5 日(土)~12 月24 日(木)

12:00~19:00(月曜日休廊 日曜日、最終日17:00 まで)

2020年 VIKI個展「NarrativeFragments もうひとつのあなたとわたしとせかい」(ギャラリー自由が丘/東京)

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VIKI

アーティスト

2022年東京藝術大学美術学部先端芸術表現科卒業。日常的で記憶に残らないような時間や消費行動を「時間のささくれ」とし、情報社会に生きる自身と他者との関わりや「個」としての在り方など、時間に纏わる言語を考察しながら制作をしている。 日本全国からレシートを集め、2015年からアイロンとレシートを使ったライブアートパフォーマンスを開始。熱を与えると変色する感熱紙の特徴を生かし、熱でドローイングする。ほか、壁画、油画、インスタレーション、グラフィックデザインなど、活動は多岐にわたる。 アーティストステイトメント  僕は熱しやすく冷めやすい生き方をしてきた。言ってみれば器用貧乏として生きてきたのかもしれない。おとなしくて、笑わなくて、紙とペンをいつも持ち歩いている子供だった。父子家庭で育った幼少期、コンビニ弁当生活が続いた。母親代わりの祖母が入院した時だった。値段と日替わり弁当と書かれた感熱紙のラベルは、油汚れのついた電子レンジで温めると、小さなラベルの世界がじんわりと飲み込まれるように黒くにじんでいく。僕は油に放り込まれたような時間を体感し、消費されていく感覚を持ち始めた。もう二度と戻らないというリアリティがつきまとい、生死と時間が定められた速度で前に進んでいる。誰にでも平等に与えられる 24 時間を意識せざるを得なかった。それから僕は、コンビニ弁当を買っては電子レンジで温める度に、じっとラベルの世界が染まっていく時間を見届けることが日課になった。後に僕の中にある身動きができないような静かな熱を、そのまま表してくれる感熱紙が感情のキャンバスとなった。そして紙とペンを持ち歩いていた僕の手には、いつしかレシートだけになっていた。爪先がペンの代わりとなり、掻きむしるように摩擦熱となって、他者の時間が刻まれたレシートにも施されていった。とはいえ、時間は僕を構成するエレメントであるにも関わらず、僕は未だに時間を理解できない。あるいはそもそもその気がないのかもしれない。しかし、他者は僕が知りえない時間を容赦なく与えてくる。他者と僕の時間の摩擦を感じるとることで、はじめて時間を理解できるのではないかと考えている。それが僕のパフォーマンスであり、僕の生と熱が生き続ける証として実体化するのである。  熱はいつかきっと冷めてしまうかもしれない。熱が色褪せて、記憶や記録として残していたものの輝きを失ったとしても、僕は褪せてしまった時間は美しいと思う。そしてまた新たな時間として見つめ直さなければならない。

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最終更新日
2020.12.08